黒人たちと過ごしたシカゴの思い出……関西学院千里国際高等部「What’s New From You」(ハイスクールプログラム第3週)

2017/03/17

HP3-1箕面のいろいろな高校が、週替わりで番組づくりに取り組む「ハイスクールプログラム」(金曜夜9時30分~10時/再放送:日曜夜7時)。第3週は関西学院千里国際高等部の担当で、「What’s New From You」と題してお送りしています。
「DJのRihoです」
今回のゲストは同級生の高2男子。
「Jinです。よろしく!」
ナイキの赤いパーカーにGジャンをはおって、頭は銀に近い金髪。
なかなかのファッションセンスです。
小学生の頃は野球、中学生からはテニスが趣味だという、スポーツ好きのJin。好きなテニスプレーヤーは?
「ガエル・モンフィス。フランス国籍の黒人選手です」
世界ランキングは最高で6位、錦織圭とも対戦したことのあるトッププレーヤーの一人。
特筆すべきはその身体能力で、普通ならあきらめるようなコースの球に追いついてリターンエースを決めたり、アクロバティックな動きで魅了します。
「彼はプレーヤーであり、エンターテイナーでもあります」
その大半が白人で占められているテニスの世界ランカーの中にあって、黒人選手の可能性を示してくれる、そんなプレーヤーといえるでしょう。

Jinはアメリカのシカゴに留学した経験があります。
郊外のその地区は、住人の9割が黒人でした。
Jinのホストファザーも身長2メートル近い黒人男性。ホストマザーはドイツ系の白人女性。
到着してから初めてそのことを知ったJinですが、とても優しく接してくれて、アメリカのお父さん・お母さんといった存在になりました。
通った学校も、まわりはほとんど黒人。
「アジア人はぼく一人という感じで、珍しがられましたね」
共に過ごすうちに彼らと友だちになり、休日は一緒につるんでスケボーで遊んだり、ファストフード店でだべったり。
本当に楽しくてしょうがなかった留学生活で、帰国のときには思い切りが必要だったとも。
「ずっとこの人たちと一緒にいたい、そんな気持ちでした」
アメリカ生活で学んだことは?
「ちょうど大統領選が行われている時期で、候補者によるLGBTや黒人などへの差別的発言が問題になっていました。ぼくは黒人社会にいたことで、それが偏見だということに気付くことができました」
これから留学する人へのアドバイスをお願いします。
「日本の文化を詰め込んで行くといいですね」
Jinのオススメは、魚へんの漢字がいっぱい書いてある「湯のみ」だそうです。

学年旅行で、もうすぐ台湾を訪れるRiho、Jinたち。
Jinは小1~6年生まで、大阪中華学校に通っていたため、中国語を話すことができます。
日本語、英語、中国語のトライリンガル。すごい!
台湾に行ったら、頼りにしてるよ!とRiho。
「いや、中国語はしばらくさぼっていたので…」

●NEWS FOR TODAY
世界のニュースを取り上げ、ゲストと一緒に考えるコーナー。
今度行く台湾にちなんだニュースです。
東日本大震災への支援に感謝するイベントが、台湾の日本人留学生たちによって開催されました。
当時、台湾から多額の義援金が寄せられたことは、日本でも話題になりました。
「世界各国からの義援金額は、1位がアメリカで、2位が台湾なんです。国の規模を考慮すると、いかに台湾の人たちが支援に力を入れていたかがわかります」
それは、信頼関係があったからこそ。
そのことを忘れずに、こちらからも感謝の気持ちを、ぜひ届けたいものです。
Riho、Jin、台湾に行ったら、みなさんによろしく伝えてね。
【本日のキーワード】
留学する=study abroad(スタディ アブロード)HP3-2