ママさんからのQ&A@デイライトタッキー「みのおママの学校~じょさんしカフェ」

2017/03/09

 毎月第2木曜日11時放送「みのおママの学校~じょさんしカフェ」。子育てママを総合的にサポートする、日本でたったひとつのユニークな学校「みのおママの学校」がラジオを通して毎月子育てに関するさまざまな情報を発信しています。3月もママさんからのご質問がいっぱい!谷口陽子さんに答えていただきました。
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Q.待望の二人目を妊娠しました。つわりもあって身体もしんどいし、上の子のことや仕事のこといろいろ考えるとなかなか前向きな気持ちでお腹の赤ちゃんのことを考えられません。(ゆみさん)

A.まずは待望の赤ちゃん!妊娠おめでとうございます♪

  妊娠初期はつわりや眠気、だるさなどしんどい症状も多いかもしれませんね。
身体がしんどいときに、心だけポジティブにというわけにはいきません。身体のしんどさが改善してくれば少しずつ気持ちも上がってくるのではないでしょうか?
一般的に便秘がひどくなるとつわりも悪化すると言われています。つわりの時期なので食べられるものも限られているかもしれませんね。
無理に食べようとしなくても構いませんので、水分だけはしっかり摂るようにしてみましょう。
それでも改善しなければ、かかりつけの産婦人科医に相談して、妊婦さんが飲んで大丈夫な便秘のお薬を出してもらうのもひとつです。
つわりの時期だけでなく妊娠経過通して、便秘があるとお腹が張りやすいなど何かとトラブルの原因になるので解消できるといいですね。

 お一人目の妊娠と違って、上のお子さんのことなど、考えることもやることも多いと思います。
どれもこれも完璧にはできませんし完璧にしなくてもいいです。それは赤ちゃんが生まれてからの育児でも同じです。
じょうずに手を抜く(笑)周りに甘えるようにしましょう。
ゆみさんが今、一番大切なこと、優先したいことはなんですか?^^ 
私は優先順位を考えるとき、代わりがきくかどうかで判断しています。どうしても自分じゃないとダメなこと、私にしかできないことを大切に。そう考えると大切なことってそんなに多くないのかもしれませんし、見えてきやすいように思います。
お腹の赤ちゃんにとってママは1人だけ。しんどいときに身体をいたわること、ママ~って泣いている上の子をぎゅっと抱きしめること。それは他の人にはできないことかもしれませんね。キッチンのお茶碗も洗濯物も泣かないし待ってくれるので他の人に任せてもいいんです♪

たくさんのお産に立ち会わせていただきいつも思う事、「赤ちゃんはママの味方」です。今は無理をせず少しずつ身体も心も元気になるといいですね。

Q.いよいよ4月から仕事復帰します。おっぱいはやめずに授乳を続けることにしました。職場で搾乳しようとおもうのですが、母乳の保存はどのようにしたらいいですか?(さとるくんママ)

A.おっぱいを辞めない選択肢、それもまた素敵ですね♪
母乳の保存の件についてです。データでは、
室温(25度未満)で6時間
冷蔵庫(4度)で5日未満
冷凍庫(-20度)で3カ月
解凍母乳(4度)で24時間 と、衛生面に気をつければ結構長持ちします。基本は「なまものですのでお早めにお召し上がりください♪」という感じで長く置き過ぎず飲んでもらいましょう。

職場で搾った母乳は母乳パックに入れて冷凍させるか、きれいな哺乳瓶に搾って冷蔵して帰宅時に持ち帰り自宅でのませるようにするといいかもしれませんね。
預けている保育園によっては園でも母乳を飲ませてくれるところはあります。
一度確認してみましょう。その場合は冷凍母乳にしておきます。
冷凍母乳で母乳パックを使う場合は、取扱説明書通りに使用しましょう。
冷凍母乳を持ち運ぶ場合、必ず保冷バックに保冷剤を入れて溶けないように運びます。目的地(保育園)に着いたらすぐに渡して保冷してもらうようにしましょう。

保存していた母乳は、冷たいまま赤ちゃんにあげないようにしましょう。
おいしくありませんし、赤ちゃんがお腹を冷やしてしまいます。あたたまっているか確認しましょう。
高温で温め過ぎも、母乳の成分を壊してしまうことになるのでやめておきましょう。

温めるときは、哺乳瓶を湯煎できるようなマグカップやボウルに50度くらいのお湯を入れて、哺乳瓶ごと温めます。人肌程度に温めましょう。
電子レンジは母乳の成分を壊してしまいますので、使わないようにしましょう。
冷凍母乳の場合は、室温で解凍することをお勧めします。熱湯などで解凍しないようにしましょう。

日中離れている間は授乳しないので、もしかしたら徐々に職場で搾乳しなくてもいいサイクルになるかもしれません。帰宅してから夜だけの授乳になるなど変化していくでしょう。

Q.お友達の子は6カ月でもうストロー飲みができます。うちの子は生後8カ月なのにまだできません…。ふつうはどれくらいでできるようになるのですか?(たくちゃんママ)

A.ストロー飲みができると外出先などでは何かと便利ですよね。
赤ちゃんのできることには個人差がありますから、8カ月でストロー飲みができなくても心配はありません。
一般的には6カ月ころから1歳くらいまでにはできるようになることが多いようです。ストロー飲みよりもコップ飲みのほうが早くできるようになる赤ちゃんもいます。それぞれです。ですので、8カ月でできなくても焦る必要はありませんよ♪

練習をするとしたらストローボトルや6カ月くらいからストロー飲みが練習できるマグのストローパーツなどを用いることが多いようです。これらについているストローは柔らかいですし、喉につくような長さでもありませんから比較的安心です。

最初はストローを噛んだり口から出したりするばかりでうまくいかないかもしれません。たまたまうまくお口に入ってきてびっくりすることやむせてしまうこともあるようなので、最初はおさゆやお茶などで練習してみましょう。

紙パックのお茶などを飲む時に、赤ちゃんにストローをくわえさせて少しだけパックを押してあげて飲むのをサポートするという方法もあります。赤ちゃんは賢いです。「吸うとお口に入ってくる」という感覚が一度うまくいけばそこからスムーズに飲めるようになったという話はよく聞きます。
何にしてもあまり慌てず焦らず、赤ちゃんの様子をみながらすすめてあげてくださいね。

新しい生活がはじまり環境の変化も多い、わくわくな春!
ママもこどもたちも元気いっぱいな春を迎えられますように♪

みのおママの学校~じょさんしカフェ 毎月第2木曜11時放送(再放送:当日の夜19時45分頃)