初のシェークスピア作品に挑戦!『すずしろの十二夜』演出家 枡井智英さんをお迎えして@6/10の劇団「すずしろ」アワー

2017/06/10

 シニア劇団「すずしろ」の有志のみなさんが、毎回、趣向を凝らしたテーマでお送りする・劇団「すずしろ」アワー。6月10日は、すずしろの歩みを語る「ザ・すずしろヒストリー」。秋田啓子さんのナビゲーターで、今回は、脚本家で演出家の枡井智英さんを迎えてお送りしました。
akita06枡井さんは、すずしろの第9回本公演『すずしろの十二夜』の脚本と演出をつとめていらっしゃいます。
すずしろと枡井さんの出会いは、すずしろを指導する倉田操さんから。
実は操さんが枡井さんの演劇のレッスンを受けられていたそうです。
大学で英語のサークルに所属し、英語劇に没頭していた枡井さん。英語教諭の道へ進みます。
しかし、文法はできても会話が上達しないという壁にぶちあたります。
そして、青年海外協力隊に応募し、難関をパスして海外へ。
言語を使って異文化を伝えることにめざめ、帰国後は、ロンドン大学で演劇を学び、大阪大学大学院で演劇を教えるなど、芝居の道へ。
日本未発表の芝居を翻訳して日本で上演されています。
今回の「すずしろの十二夜」は、すずしろ初のシェークスピア作品。団員のほとんどが男装なんだそうです。
シェークスピアをやってみないかと持ちかけたのは、もちろん枡井さんです。
違う性を演じる、シニアの恋愛を演じる、それは「生」、生きることに結びつくと話します。
演技に息詰まる団員に、「上品な吉本でええねん!」とひとこと。
腑に落ちたと秋田さん。
最後に宣伝を。「1つの物語にたくさんのストーリー、見せ場がたくさん。三角関係、生き別れの姉妹の運命、召使たちのドラマ…。どの役も色が濃く、見どころ満載です!」

◆劇団「すずしろ」第九回本公演「すずしろの十二夜」
日時:7月1日(土)・2日(日)とも11時と15時公演
場所:箕面市立メイプルホール小ホール
料金:1500円(各回100人)
ぜひ、お出かけください!

◇劇団「すずしろ」アワー 第2・4土曜朝10:00放送 (再放送・翌金曜15時)
劇団「すずしろ」ブログ