しあわせの道しるべ:第30回(3/4放送)ヘスス・フローレスさん

2018/03/04

『幸運(しあわせ)の道しるべ』(30分番組)

第1日曜 15:30〜(→4月からは第2日曜になります)
(再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

誰にでもある人生のターニングポイント。
そのとき、何を感じ、どう選択していったのか。

フリーライター・コーディネーター 中村のりこが、
公私で出会う素敵な方々を毎月ゲストにお迎えして、
その方の人生の転機についてお話を伺っていく対談番組です。

大きな波を起こすものではないけれど、
ラジオを聞く人の心に、小さな道標ができる。
そんな番組をめざしています。

今回のゲストは・・・
ペルーの兄弟デュオ “フローレス・デュオ
ヘスス・フローレスさん

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<ヘスス・フローレスさんプロフィール>
本名:JESUS FLOREZ(ヘスス フローレス)
ペルー、クスコ出身。
チャランゴ、ケーナ、サックスフォンなど多様な楽器をこなす。
力強くはりのある歌声でリードボーカルを務める。作詞作曲も行っている。

フローレス・デュオ
インカ文明の跡がいまだに残る、南米ペルーの古都クスコ出身のフローレス兄弟(兄フレディと弟ヘスス)によるユニット。
1990年よりフォルクローレグループ「プカソンコ」のメンバーとして、
日本各地をはじめペルー、中国、エストニアや米国で演奏活動をする。
2002年「フローレス・デュオ」を結成。
ペルーの伝統的な音楽「フォルクローレ」から乗りのよいラテン音楽、
さらに中南米の多様なリズムを使って、自ら作詞作曲をしたオリジナル曲まで幅広く聴かせる。
息の合った絶妙なハーモニーは心に染み込み聴く人を魅了させている。

さらに詳しいプローフィール
フローレス・デュオHP
今後のコンサート&イベントのお知らせ

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ちょっとのつもりが来日25年!

タッキー開局当時には、スペイン語番組を担当していたご縁のあるヘススさん。
在日25年ともあり、流暢な日本語のみならず、その知識は世界的な視点を含んでいます。

ペルー大学時代には、物理・数学などを研究される理系青年でしたが、
18歳で成人式を迎え、19歳で成人としての人生を考えていた時に、
「ペルー以外の世界も知った方がいい」という友人の勧めで、
ベルギーに建築留学することになります。

当時、日系のフジモリ大統領が就任したこともあり、
日本との交流も盛んになっていたペルー。
ベルギーから帰国後、そのままペルーで働くつもりが、
なんと、音楽家として来日することに・・・!
日本でフォルクローレ音楽のバンドとして活躍していた「プカソンコ」に、
兄と共に声がかかったのでした。
1992年、ヘススさんが25歳の時でした。

元々、お兄さんのフレディさんとも、
学生時代からそれぞれ違うバンドで活動をしていたバックボーンもあることから、気軽に契約。
数年稼いだら戻るつもりが、あれよあれよというまに25年。

日本で巡り会った人々とのご縁で、友人や仕事も増え、結婚もして、2002年に独立。
現在、豊中市岡町にある「アマウタ文化倶楽部」では、
南米楽器の音楽教室を開催したり、
パーティーを通して南米の文化を伝えたりするほか、
「フローレス・デュオ」として音楽ライブ活動も積極的に行い、
2017年には結成15周年を迎え、日本中・世界中を飛び回っています。

夢を持つことの意味を込めたオリジナル曲
『suenya スエニャ(夢)』(フレディ・フローレス作詞・作曲)

「音楽活動の中で、ただ楽器を演奏しているだけの仕事ではなく、
なぜこういう道を選んだのか、なぜこういう仕事をしているのか、
みなさんそれぞれの夢を持ちながら歩いています。
私たちは音楽という道を選びました。
その夢への思いを込めて作った曲『suenya スエニャ(夢)』(フレディ作詞・作曲)を聞いてください」

まさに、夢を背負って長い道を歩き続けている風景が浮かんでくるような曲でした♪
オリジナルの曲を携えて、北摂〜近畿はもちろん、日本全国の地方などにもライブで飛び回っていらっしゃいます。

建築家としても勉強継続中!

今でも建築の勉強をしているヘススさん。
日本の建築の通訳をしたり、最新技術情報をペルーへ送ったりしています。
石と土という土壌の違いから、ペルーと日本との建築は全く違うお話も興味深かったです。

「人生を歩いていく中で、1本の木から枝が出てくると、
その枝は太くなり、幹となり、さらに枝には葉が茂り、下には根っこも出てきます。
それが、家族であり、友達であり、日本の習慣です」。

「今はもう、ペルーに帰ってもスロウペースの生活には戻れないかも知れません」とおっしゃいます。
礼儀正しく、律儀で丁寧なヘススさん。
今では日本人以上に日本人なのかも知れません。

『音楽に国境はない』

ヘススさんたちが音楽活動を始めたときから変わらないメッセージ。
それは・・・『音楽に国境はない』です。
「人は黙っていても、メロディーは黙らない。
人が歌う言葉には深みがあります。
それが人に伝わると、さらにその言葉は深見を増すのです。
みんな世界平和を求めているけれど、求めるのではなくて、一緒に求めよう!
これが大切です」
音楽を通して、世界で活躍するヘススさんの言葉は、深いですね。

20年以上続けているペルーの障がい孤児施設への支援活動

ヘススさんたちは、音楽活動の一方で、ペルーのクスコにある障害孤児の施設への支援を20年間続けておられます。毎年チャリティーコンサートを開くなど、継続的にチャリティー活動を続けておられるからこその、「まずは行動を!」ということばには、説得力があります。

【ヘスス・フローレスさんからの“道しるべ”メッセージ】
人生は1本道ではなく、必ずわかれていきます。すべては選択です。
そのすべての選択はただ選ぶこと。自信を持って歩いていくことだけです。
それが大切なのです。

「音楽には国境はない。音楽を通じてステキな出会いがありますように・・・!」というヘススさん。世界平和を感じる音楽をこれからも私たちに届けてくださいね♪

ヘススさん、ありがとうございました♪

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次回の『幸運(しあわせ)の道しるべ』は…
 4月8日(日)15:30〜
 (再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)
次回もお楽しみに!

<放送の聴き方>
■ラジオで聴く(FM81.6MHz)
■PCで聴く http://fm.minoh.net/(地球儀マークをクリック!)
■スマートフォンで聴く
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(文責:中村のりこ)