西日本豪雨災害現場に出動 災害救助犬について@「聞かせて!ペット自慢」

2018/08/08

毎月 第2水曜日の「モーニングタッキー」の中でお送りする「聞かせて!ペット自慢」では、ワンちゃん、ネコちゃんなどみなさんの家族の一員のご自慢話を聞かせていただきます。

今月は、2018年7月の豪雨災害被災地である岡山、広島に出動した災害救助犬、
HOPEくんとJくんについて、NPO法人日本レスキュー協会(伊丹市)の安随尚之さん、今井雅子さんにお話を伺いました。

180808_pet2Web
写真向かって左側がHOPEくん5歳、右側がJくん4歳、どちらもラブラドールレトリーバーの男の子です。

日本レスキュー協会では、今回の豪雨被害発生後、7月9日から13日、18日から19日、23日から24日の三回、災害救助犬を派遣しました。
第一報を受けて熊野筆で有名な広島熊野町に到着したのは9日の夕方。
現地に向かったのは、人間4人と災害救助犬2頭でした。
2014年8月に起こった広島土砂災害出動を機に、広島県警と日本レスキュー協会が提携を結んだことが活かされ、いち早く派遣要請を受けることができました。

現地の様子は2014年のときと、同じような光景だったそうです。
災害救助犬による探索は、重機や大勢の人による捜索活動が終わった後、夕方からスタートします。
災害救助犬の探索能力を他の人の匂いなどで惑わすことがない上に、高温による犬の体調不良を招かないためです。

災害救助犬は基本的に、生きて助けを待っておられる方を察知すると吠えるように訓練されています。
亡くなられているかたを察知した場合、吠えません。しかし、そこに人がいらっしゃることに気がつくと、同じ場所に執着します。ハンドラー(災害救助犬とペアを組む人)は注意深く様子を観察し、位置を対策本部に知らせます。まさに人間と犬が息を合わせて捜索活動を行うのです。
今回は、消防や各機関との連携がスムーズに行えたそうです。

現地出動された安隨さんは、救援物資の配布などにも携わられました。
日本レスキュー協会に寄せられたドッグフード、キャットフード、トイレシートなどペット用品の他、人間用の物資も出来る限り現地へ。
SNSなども使い、物資の足りていない地域にお配りしたそうです。

180808_pet1Web(探索中のHOPEくん)

※取材は2018年7月26日に行いました。

日本レスキュー協会は
1.災害救助犬の育成と派遣
2.セラピードッグの育成と派遣
3.捨てられる動物の保護
の3つの活動をされています。
非営利の団体で、公的援助などをほとんど受けていません。
災害救助犬やセラピー犬の育成には地道な訓練と費用が必要です。
「いいね」をクリックするだけで募金ができるなど、さまざまな方法で応援することができます。
興味をもたれた方は、ぜひホームページをご覧ください。
認定NPO法人 日本レスキュー協会HP

⚫︎日本レスキュー協会 災害救助犬について、過去の放送
広島土砂災害現場に出動 災害救助犬について@「聞かせて!ペット自慢」
ネパール大地震現場に出動 災害救助犬について@「聞かせて!ペット自慢」
熊本地震現場に出動 災害救助犬について@「聞かせて!ペット自慢」

個体差はあるものの、災害救助犬は8歳くらいで現役を引退します。
これまでの取材で登場してくれたジャーマンシェパードのキューちゃんとエイトちゃんは引退しました。
どちらも里親さんが決まり、のんびりと第二の人生を送れそうです。

(千波留)

**出演者募集!!**
ペット自慢出演者を募集します。
写真添付、ご連絡先明記の上、メールをお送りください。
メールの件名は「ペット自慢」で:816@minoh.net
お待ちしています。