箕面高校チアフルタイム…十五夜の晩に出会った運命の人とは?

2018/09/14

minoh_engeki-1箕面のいろいろな高校が、週替わりで番組づくりに取り組む「ハイスクールプログラム」(金曜夜9時30分~10時/再放送:日曜夜7時)。第2週は箕面高校演劇部の生徒が「チアフルタイム」と題してお送りしています。
今回の出演は…
「タッパー」「ソラ」「だしまき」

夏休みも終わって二学期。
さっそく「シルバーウィークが楽しみです」という部員たち、とにかく休みたいらしい。
今年は三連休が2回。できたら七連休くらい欲しいよねー。
「2026年には、五連休があるようです」
へー。・・・って、もう卒業してるし!
10月になると、2年生のタッパーとだしまきは東京へ修学旅行。
だ「ディズニーランドに行くんです。楽しみだ!」
タ「近場のUSJで良くね?」
おみやげを期待する後輩・ソラ。
夏休みには、だしまきは鳥取のおばあちゃんの家へ。コナン空港を見学して楽しみました。
タッパーは志摩スペイン村へ。ジェットコースターでお父さんがグロッキーになっちゃったけど、楽しかったよ!
「そういえばタッパー・・・おみやげは?」

■ラジオドラマ「運命の人」
「なあ、ひかり。こんな都市伝説知ってる?」
ゆうきによると、学校の裏の古い神社で、十五夜の晩にだけ、老木に花が咲く。それを見た者は、運命の人に会えるらしい・・・。
「私、行ってみようかな。ゆうきはどうする?」
いや、僕は止めておくよ。部活もあるし。

十五夜の晩。
神社へと続く石段を、ひかりは上っていました。
私が会いたいのは、まだ小さかった頃、この神社で出会ったきれいな男の子。
今日はなんだか、会えそうな気がする・・・。
そのとき満月の光が差し込み、老木に本当に花が咲き始めます。
きみは・・・だれ?
「!」
あのときの男の子!
ナギと名乗るその少年は、昔とまったく変わらない姿でした。
ひかり、ずいぶん大きくなったね。
ぼくは月から来た精霊で、この木を守っていた。
でも、もう役目は終わり。木は枯れて、ぼくは月へ帰る。
ひかりに会うために、今まで待っていたんだよ・・・。
「ナギ、私の初恋の人・・・もう、会えないの?」
うん。
さようなら、ひかり。ほら、君の運命の人が・・・。
「えっ!?」
姿を現したのは、ゆうき。
気になって来てみたんだけど、こんな枯れた木に花なんて咲くわけないよな。
見ると、さっきまで咲いていた花は、もう影も形もありません。
「なあ、ひかりの運命の人って、誰だったんだ?」
「それは・・・」
「?」
「ふふ。ゆうきくん、これからも仲良くしてね♪」

箕面高校演劇部の今後の目標は、11月に行われる大阪府の地区大会。
それに向けて、制作がまた始まります。
「ブログやツイッターで情報を流していますので、詳しくはそちらをご覧ください」
ツイッター「みのえん」
箕面高校演劇部のブログ

minoh_engeki-2青春・・・それは無意味に戦うことである!?