写真家・映像作家 MANA 野元学さん@植田洋子とTea For Two

2018/10/03

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、写真家・映像作家 MANA 野元学さんをお迎えしました。

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2011年6月に世界自然遺産として登録された小笠原諸島。
MANAさんは小笠原諸島 父島在住のフリーランスのフォトグラファーです。
島の景観やザトウクジラの撮影などをライフワークとしています。
初めて行くまでは小笠原諸島がどこにあるのか、正確な場所も詳しく知らなかったというMANAさん。
そんなMANAさんがなぜ小笠原諸島に住むことになったのか、お話をお伺いしました。

20代後半の頃はハワイに住んでいたMANAさん。
グラフィックデザイナーとしてサーフボードの制作などをしていたそうです。
デザインの仕事は部屋の中で夜に行うことが多かったとか。
でも元々アウトドア派のMANAさんは、ハワイの海を見るたび、この海に一日中いるためにはどうすればいいだろうかと考えていたそう。
そんな時、サーファーの写真家を見て、「これだ!」と思ったのだとか。
それを機にMANAさんはハワイで写真家・映像作家を始めました。

ある時、日本の雑誌社から小笠原諸島で撮影をしてくれないかと依頼が来ました。
そこで初めてMANAさんは小笠原諸島に行くことになります。
南の島独特の暖かい風、花の匂い、ボニンブルーと呼ばれる海の美しさ、全てに心惹かれたMANAさん。
10日間の取材の間、山や海、ジャングルなどを探検し、だんだんとこの島から離れたくないという気持ちが強くなりました。
結局フィルムのチェックで一度東京には戻りましたが、すぐに小笠原諸島に戻ったのだそう。

MANAさんはずっとザトウクジラを追いかけています。
小笠原諸島に来るまで被写体はアクションスポーツが主だったので、動物は撮ったことがなかったそう。
しかし小笠原諸島は小さな島なので、自然を身近に感じるようになり、どんどんとクジラなどに興味を持つようになったのだとか。
ザトウクジラは冬になると子育てのために小笠原諸島にやってきます。
長年の経験からクジラがジャンプしそうな方向にカメラを構え、臨場感たっぷりの写真を撮るそうです。

毎日同じ場所に行ったりするけれど、毎日少しずつ景色が変わっていくので飽きることがなく楽しいとMANAさん。
それに何時間も、何日も張りこんでいる時間は無駄ではなく、自然に溶け込み触れ合っている感じがするのだそう。
会心の写真を取れた時は喜びもひとしおだとMANAさんは語りました。

10月3日から15日まで、リコーイメージングスクエア大阪でMANA 野元学さんの写真展「Humpback Whale 〜東京都クジラの楽園〜」が開催されます。
大阪で写真展を開催するのはなんと今回が初めて。
日本ではまだ始まったばかりのメタルプリントという特殊な方法で奥行や臨場感を表現しています。
ホエールウォッチングをしているのではないかと錯覚するくらいだとか。
MANAさんも毎日会場にいるそうなので、小笠原諸島やザトウクジラのことなど、ぜひお尋ねくださいね。

MANA 野元学さんに選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。 

■10/3(水)午後3時放送(再放送は10/3(水)午後9時、10/7(日)午後5時)