ふらっとちゃっと 「環境大座談会!」

2019/09/08

flat_190908大阪大学で環境を学ぶ学生がお送りしているラジオ番組「ふらっとちゃっと」。
大学の先生や留学生をゲストに迎えたり、いま話題のテーマで討論したり、地域で行われている催しに参加して取材したり、毎月趣向を凝らしてお届けしています。

■環境大座談会
今回は、ふらっとちゃっとメンバーが環境について大いに語り合う「環境大座談会」をお送りしました。
最近、環境に関して気になるトピックといえば?
「マイクロプラスチックですね」
微小なプラスチック片が海に流れ込み、魚などの生態系に悪影響を及ぼすことがわかっています。
発生源は、風化して細かく砕けたプラスチックごみなど。
使用済みのプラスチックごみは、処理費の安い海外に送られて処理されてきましたが、人件費の高騰などにより、受け入れを断る国が増えています。
マレーシアではレジ袋に生分解性のものが利用されるなど、日本よりも進んだ取り組みが成されています。
プラスチックごみはどうやったら減らせるのでしょうか。
ドイツでは、傷だらけのペットボトルに入った飲み物が売られているといいます。
「新品のボトルじゃなくてもいいや」と買う人が納得すれば、使い捨てでたくさんのごみが出るのを防げるでしょう。
環境先進国ならでは。日本でもそうなっていってほしいところですが・・・。
「使う人の意識を変えていくのは難しいので、作るところからの対策が効果的だと思います」
生分解性のプラスチックを導入すれば、微生物の働きで土に返っていき、環境にごみが残り続けることを防げます。
製品状態での耐久性など、課題もありそうですが・・・。

環境大座談会、後半では「再生可能エネルギーについて」討論を行いました。
風力や太陽光、地熱に潮力・・・。
化石燃料を使わず「地球にやさしい」と言われるエネルギーですが、メリットもあればデメリットも。
「マレーシアを旅行したとき、海辺に風力発電がずらりと並んで、景観が損なわれていました」
最近よく見かける大規模な太陽光発電「メガソーラー」。
これも森林伐採や、空から反射が目立って景観の問題を生んでいるとも言えます。
こんな反対意見が出ましたが、その一方で
「丘の上に風車が並ぶ情景を美しいと感じたりもする」
といった意見も。
フランス旅行したメンバーは、エッフェル塔の途中で風力発電装置が置かれているのを見たそうです。
塔の建材に合わせた色・デザインで、工夫を感じられたといいます。
樹木の形をした風力発電も実際にあるとか。
「ヤシの木の形なら、海辺でもなじむのでは?」
また、ソーラーパネルに関しては、東京のビルで「シースルーソーラーパネル」が設置されているのを見たという人も。
ビルの窓や天窓として設置しながら、発電もまかなえる、夢のようなソーラーパネル。
そのうち、見かける機会が増えて来るかも知れません。

世界的に、CO2の排出量をいずれは0にすることが目標とされています。
達成には、再生可能エネルギーの利用が不可欠。
いかにデメリットを克服し、メリットを伸ばしていくかは、これからの研究開発にかかっています。
今後も、こんなテーマについて、環境大座談会で考えてみたいものです。