毎月第一水曜日11時からお送りする「カメラとお散歩」ではスタジオにカメラマン宮本陽さんをお迎えして、カメラの楽しみ方や撮影エピソード、ワンポイントアドバイスなどを聞かせていただきます。
今月はお花がテーマです。
いろいろ考えて撮ると、お花の撮影をより楽しむことができますよ。
1.可憐な主役を見つける
撮りたい花をよく観察することが第一歩です。
花びらや葉など傷んでいる部分はありませんか?
隣につぼみがあったり、最盛期を過ぎた花の少し寂しい様子なども並べて撮影すると
また変わった印象になります。
綺麗な主役を見つけるだけでなく、一歩踏み出してみましょう。
2.背景を意識する
グリーンの葉が後ろにあれば、それを緑色のスクリーンのように撮影すると
非常に印象深い絵になります。
日の当らない暗い部分を背景にすると、黒バックのカッコいい写真が簡単に撮れます。
赤い花に緑、黄色い花にブルー系の背景、など補色(対比)を意識する、構図内での色面積を意識してみるなど、表現は無限にあります。
3.光の向きと強さを意識する
柔らかい日陰で直射日光が当らないという定番の他に、光が当たっている花には力強さが感じられます。光と影、その向きと強弱も意識してみると面白いと思います。
ぜひいろいろなシチュエーションでお花を撮影してください。
(写真は3枚とも宮本陽さんの作品です)
**質問&作品 募集!!**
「カメラとお散歩」ではカメラや写真撮影に関する質問、ならびにあなたの作品を募集しています。
いただいた作品には宮本さんからの講評並びに、ワンポイントアドバイスがいただけます。
なおご質問の際には、お使いの機種やどのような状況でのことかなどなるべく具体的に教えてくださいね。
メールの件名は「カメラとお散歩」係:816@minoh.net
お待ちしています。