「倉田操のシアターナビ」ゲストはロシア演劇研究家 大阪大学 名誉教授 堀江新ニさん

2016/07/16

毎月第1・3土曜日の午前9:30からお送りしている「倉田操のシアターナビ」

放送は32回目。今回のアシスタントはひかるさん。
ひかるさんのコーナー!! 「ひかるの武者修行」では、

5月にシアターナビでゲスト出演していただいた
Cheeky☆Queensのワークショップに参加されました。
操さんも出演された舞台でひかるさんは観劇した脚本を使ったワークショップ
見たものを演じるという経験で、ひかるさん何を体得されたのか。

今月のゲストは前回に引き続きロシア演劇研究家
大阪大学 名誉教授 堀江新ニさんをお迎えしました。DSCF0586_b

今回は堀江さんの研究対象である
コンスタンチン・スタニスラフスキーについてお話しいただきました。

スタニスラフスキーの数ある功績の中でも特筆すべきは
それまで一部の人にしか親しまれてこなかった演劇を万人のものに変えたことです。
すなわち、誰でも入れるモスクワ芸術劇場の設立です。
世界的に有名になったスタニスラフスキーは、演劇論でも世界に名を知れ渡らせます。
戦後日本にもスタニスラフスキーの演劇論はロシア語を英語に訳したものを、
もう一度日本語に訳しなおした著書が広がりました。
しかし、スタニスラフスキーの著作は3部作あり、長い間3作目が訳されていませんでした。
それを堀江さんが2009年にコンスタンチン・スタニスラフスキー『俳優の仕事』を
ロシア語から翻訳され日本中に広がりました。

インタビューはここでお時間になってしまいました。
スタニスラフスキー演劇論の実践的なお話は次回堀江さんに
ご出演していただく機会を是非お楽しみに。
◇倉田操のシアターナビ 第1・3土曜朝9:30放送(再放送・翌金曜15時)番組公式ツィッター https://twitter.com/330navi
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