しあわせの道しるべ:第11回(8/7放送)伊佐常和さん

2016/08/07

『幸運(しあわせ)の道しるべ』(30分番組)

毎月第1日曜 15:30〜
(再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

誰にでもある人生のターニングポイント。
そのとき、何を感じ、どう選択していったのか。

フリーライター・コーディネーター 中村のりこが、
公私で出会う素敵な方々を毎月ゲストにお迎えして、
その方の人生の転機についてお話を伺っていく対談番組です。

大きな波を起こすものではないけれど、
ラジオを聞く人の心に、小さな道標ができる。
そんな番組をめざしています。

今回のゲストは・・・

特定非営利活動法人「日本クリニクラウン協会」
クリニクラウン(臨床道化師)の伊佐常和(いさつねかず)さん。

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40歳で脱サラ。
腹話術師となって、世界へ修行にも出た伊佐さん。
障がい者のかたをサポートする仕事をしたいという思いもあり、
腹話術師と福祉の仕事の2足のわらじを履く人生を送っていました。

10年が経ったある日。
ふと目にしたのが、「クリニクラウン募集」の案内でした。

病院に長期入院する子どもたちに、子ども時間をー

特定非営利活動法人「日本クリニクラウン協会」は、
クリニクラウン(臨床道化師)を小児病棟に派遣し、
入院している子どもたちが子ども本来のチカラを取り戻し、
笑顔になる環境を創るために活動しています。

「今までのキャリアがすべて生かせる仕事だ!」
そう思った伊佐さん。
その後、厳しい審査に合格し、研修を終え、
念願のクリニクラウン“ポリタン”となりました。
それ以来、多くの小児病棟を訪問しています。

CC_1訪問して感じるのは、入院中の子どもたちだけでなく、
そのご家族や、関わる病院の方々も、
制約の多い環境にあるのだということ。

そして、そんな毎日に、クリニクラウンが訪問することで、
ほんの一瞬だけでも、病気のことを忘れて、
心が自由になる「自分時間」が届けられたらいいな〜
そういう思いで訪問されています。

今後の目標は、
実家のある沖縄に移住し、沖縄の病院への訪問も増やすことだそうです。

活動には、個人や企業からの支援が必要です。
多くの人の支援が子どもたちの”子ども時間”を支えます。
ひとりでも多くの方に協賛いただき、大阪から全国へ、
長期入院する子どもたちの”子ども時間”が増えていくことを願います。

特定非営利活動法人「日本クリニクラウン協会」
http://www.cliniclowns.jp

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【伊佐常和さんからの“道しるべ”メッセージ】

今日も一日、明るく朗らかにしようと想う
今日も一日、親切にしようと想う
今日も一日、素直になろうと想う
今日も一日、謙虚にしようと想う
今日も一日、感謝をしようと想う
一番大切なことは想うこと

この言葉が好きで、毎朝、何かをする前に、声に出して言う言葉です。

伊佐さん、ありがとうございました。

01次回の『幸運(しあわせ)の道しるべ』は…
 9月4日(日)15:30〜
 (再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

ゲスト:山村 誠一さんパーカッション奏者)

次回もお楽しみに!

<放送の聴き方>
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