タッキーの番組「ブルーグラス・ランブル」の選曲者としておなじみの藤井崇志(ふじい・たかし)さんが、ライブに出演されると聞き、観に行ってきました! 「マーベラス桜井& His Hot Fiddle Band」のメンバーとして、大阪は千日前、ライブハウス「アナザードリーム」にて。アメリカの音楽、「ウェスタン・スゥイング」バンドということで、10人のメンバーはみな帽子をかぶり、「古きよき時代のアメリカ」をほうふつとさせるスタイルでした。 我らが藤井さんは、「エルドン藤井」というステージ・ネームで、二列目でギターを演奏。しかし、なんとなく前の人たちに隠れてあまり目立たない感じです。華やかなフィドル、かっこいいボーカルの後ろで、あくまで「縁の下の力持ち」的存在に徹するのか。地味に、職人的演奏に徹するのか。藤井さんを観に来た身にとっては、「もうちょっと目立ってほしい…」というのが本音だなあ、と思っているうちに前半終了。 |
休憩でざわつく会場。 そんな中、藤井さんが唐突に舞台に一人で上がります。ん?何をするんだろう?
「藤井でございます。 毎度ばかばかしいお話をさせてもらっておりますが…」
なんと、そのまま一人漫談に突入。 次々と披露されるネタに、会場はウケまくり。 なんだこれは… どうやら、藤井さんによる幕間のトークショーは恒例となっているようで、バンドの他のメンバーたちもニヤニヤしながら見ています。 それにしても、タッキーでお会いする時の藤井さんの印象は、もっと寡黙で真面目そうな方だと思っていたのですが、とんだ勘違い?こんな人だと思わなかったよ… |
そして藤井さんが独演会を続けている間に、休憩を終えたメンバーたちがスタンバイ。すっかり準備が整ったと見るや、今度は藤井さんのボーカルで一曲を披露。並みいるメンバーをバックに従え、堂々とした歌いっぷりで、この時間は完全に藤井さんが主役でした。 |