夏至の日は電灯を消し、ろうそくの明かりで過ごそうという「キャンドルナイト」。 6/23日(土曜日)、萱野のカフェ&アートNICOの芝生広場では、これにちなんだ催しが行われました。 午後2時からは、蜜ロウを使ったロウソク作りワークショップ。 そして、夜8時からは、芝生の広場に無数のロウソクを灯しながら、その明かりでコンサートを楽しむという企画でした。 出演は、アイリッシュフィドル奏者の赤澤淳(あかざわ・あつし)さん、みどりさん。 アイルランドの古い音楽、シンプルで美しいメロディー。 それを紡ぎ出す、フィドルの甘い響き、柔らかい歌声。 マンドリンに似た民族楽器・ブズーキの弦が、優しくそのメロディーを支えます。 静かに、どこまでも静かにその場を満たす音楽は、月とロウソクに照らされた夜の広場にふさわしいものでした。
| | たった二人で奏でるシンプルな構成が、ここまでぜいたくな気持ちにさせてくれるなんて…と、その場に居合わせる喜びを、噛みしめずにはいられませんでした。 後半では、リールやジグ、ポルカといった軽快なダンスの曲に、いつしか踊り出す人も。 楽しいライブの時間は、ゆったりと夜のふけるまで続きました。 |
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2007年06月23日(土)
No.572
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