2013年03月14日の日記

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2013年03月31日(日)
DJカーニバル・フォルクローレ、最終回
2013年03月30日(土)
3/30放送 みのたんらじお
8人組ガールズスカバンド「モアドモア」@エール・マガジン
2013年03月29日(金)
第4回ハイスクールサミット(ハイスクールプログラム第5週)
タロリーナ・アケミの週末タロット占い(3/29)
2013年03月28日(木)
3/28(木)放送 まちのラジオ第4週
2013年03月27日(水)
石田 ヒロキのSwingin' Jazz Express
カラースタイリスト高田裕子さんによる「パパ向上計画」@女子力向上委員会
2013年03月26日(火)
和気貴志のぐるぐる商タイム@カナリアクリーニング牧落店
2013年03月24日(日)
3月のタッキー句会@「俳句を楽しもう」
2013年03月23日(土)
4月からプロ棋士 千田翔太さん@エール・マガジン
みのたんらじお 3月第4週
2013年03月22日(金)
1年間を振り返って…「30分間豊島充実ラジオ」(ハイスクールプログラム第4週)
タロリーナ・アケミの週末タロット占い(3/22)
2013年03月21日(木)
「半世紀同窓会」について…三中五期生のみなさん(モーニングタッキー)
3/21(木)放送 まちのラジオ第3週
2013年03月20日(水)
3/20(水)放送 植田洋子とTeaForTwo
未英のレシピ「お雛様の頃のおもてなし」
2013年03月19日(火)
和気貴志のぐるぐる商タイム@株式会社ピーエーエス
3月19日(火)モーニングタッキー・チャレンジ レシピ!
2013年03月18日(月)
将来の夢は外交官!牧野敬太さん@エアライン816
2013年03月17日(日)
JAZZ LIVE かづきトリオ@Monthly 国際交流コンサート
2013年03月16日(土)
公開生放送! みのたんらじお3月16日
ゴスペルシンガー門馬綾子さん@エール・マガジン
2013年03月15日(金)
モンタナ帰り、俊足の太志…「リナと愉快な仲間たち」(ハイスクールプログラム第三週)
タロリーナ・アケミの週末タロット占い(3/15)
2013年03月14日(木)
若者ことば、ってカンジ!?…大阪大学教授・小矢野哲夫さん(まちのラジオ第二週)
2013年03月13日(水)
石田 ヒロキのSwingin' Jazz Express
みのおワンワンパトロールWEST花澤裕美子さん@「聞かせて!ペット自慢」
3月13日(水)モーニングタッキー・ビバ!弁当!!
2013年03月12日(火)
和気貴志のぐるぐる商タイム@ECCジュニアグリーンホール教室
2013年03月11日(月)
タッキーたんけん隊「わたしの311」…大槌町を訪れた、一中生徒会のみなさん
タッキーたんけん隊「わたしの311」…午後2時46分、芦原公園から黙とうを
タッキーたんけん隊「わたしの311」…復興支援活動パネル展示(みのお市民活動センター)
2013年03月10日(日)
「ふらっとちゃっと」メンバー卒業スペシャル
2013年03月09日(土)
六本木ヒロシさん@サタワイ
山田善春さんのラジオ科学教室 VOL.49@エール・マガジン
みのたんらじお「第27回東生涯学習センターグループフェスティバル」SP!
2013年03月08日(金)
箕面高校Cheerful Time…アメリカ人留学生・アンドレは、ガ・チ・オ・タ・ク!?(ハイスクールプログラム第二週)
タロリーナ・アケミの週末タロット占い(3/8)
2013年03月07日(木)
3月7日(木)モーニングタッキー・ビバ!弁当!!
東生涯学習センターグループフェスティバル、実行委員のみなさん(まちのラジオ第一週)
2013年03月06日(水)
3/6(水)放送 植田洋子とTeaForTwo
カメラとお散歩 2013年3月号
2013年03月05日(火)
和気貴志のぐるぐる商タイム@デイサービス樹楽箕面外院
2013年03月02日(土)
3/2放送 みのたんらじお
箕面市太極拳協会から@エール・マガジン
2013年03月01日(金)
「ランラン・ルー・ラジオ」(ハイスクールプログラム第1週)
タロリーナ・アケミの週末タロット占い(3/1)

若者ことば、ってカンジ!?…大阪大学教授・小矢野哲夫さん(まちのラジオ第二週)
箕面の活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学の社学連携事業・大学と社会のつながりをテーマに放送しています。今回は、大阪大学大学院言語文化研究科日本語・日本文化専攻の教授、小矢野哲夫(こやの・てつお)さんにお越しいただきました。

「実は以前、番組の収録で一度来ているんですよ」

10年ほど前、韓国人留学生とともに、文化の違いについて語る番組に参加されたそうです。
どなたか覚えていらっしゃるでしょうか…。

鳥取県の倉吉市出身。
進学した神戸大学文学部で日本語(現代語の文法)を学び、東北大学の大学院へ。
在学中、小矢野さんがいそしんだのは「辞書作りのアルバイト」でした。
小学生の学習国語辞典に載せる単語を、小学4年生にもわかるように解説する、というもの。

「これが、なかなか大変でしてね」

例えば「苦い」という形容詞。
これを言葉だけで説明するのは、実は至難の技です。○○のような味、とすれば簡単ですが、子どもは普通は苦い味をあまり知りません。「コーヒーの味…これだと小学生にはふさわしくないですよね。当時はずいぶん知恵を絞ったものです」
今でも、当時小矢野さんが書いたものが載っている国語辞典があるそうです。

その後、大阪外国語大学の助手として働き始めた小矢野さん。
最初の10年間は、留学生に日本語を教える仕事を担当しました。
教えるといっても、日本語教育の経験も知識もないまま、教壇に立つ羽目に。「毎日が試行錯誤、ぶっつけ本番の自転車操業でしたよ」
1987年に日本語学科が開設され、翌年からそこの教員として、今度は「日本語を教える人材の育成」に取組みました。巣立っていった卒業生たちは、現在世界中で活躍しているそうです。

現在に至るまで、小矢野さんは日本語をユニークな視点から研究してきました。

●モダリティ副詞の研究
「せっかく」「どうせ」といった副詞の働きに注目し、同じ「せっかく」でもその前後の文脈からさまざまな意味を持ち得ることを明らかにしてきました。モダリティ、すなわち全体の雰囲気も含めて文を読み解く…従来の文法分析から、一歩進めた捉え方とも言えるでしょう。
モダリティ副詞と言えば小矢野。小矢野と言えばモダリティ副詞、と言われるくらい、第一人者として研究を続けている小矢野さんなのでした。

●若者ことばに関する研究
'90年代初め、小矢野さんは金蘭短期大学の女子学生の言葉を調査し「女子大生用語の基礎知識」という冊子にまとめました。これがなかなかの反響だったといいます。
「アウトオブ眼中」など、今聞くと懐かしい感じです。
ともすればこういった若者ことばは批判されがちですが、小矢野さんは若者を用語、じゃなくて擁護します。
「たとえばコンビニ店員の『○○でよろしかったでしょうか』なんてのは、マニュアルことばです。お客は千差万別ですから、マニュアルなしに対応しようとしたらそれは大変じゃないですか。それに、今の若者だってちゃんとわきまえて使い分けていますよ」
例えば就職活動で「御社がよろしかった、みたいなカンジー」などとは誰も言わないのです(たぶん)。

「テレビドラマをよく観ているんです」
ドラマのDVDボックスを買いあさり、毎日のように鑑賞しているという小矢野さんですが、これはれっきとした研究の一環なのだそうです。
「小説では、人物の気持ちは文章で表現されます。ドラマでは、セリフに表情、抑揚、イントネーションが付随しますよね。そういったものの分析に取り組んでいます」
これまで、松嶋菜々子主演のドラマ「やまとなでしこ」を分析した論文を発表するなど、意欲を見せる小矢野さん。
ちなみに、好きな女優は…

松嶋菜々子ですよ!

いいねえ、松嶋菜々子は!!

あと、若い子ならやっぱり、あおいちゃんだね!

宮崎あおい。大好きだね!!!


小矢野さんの研究は、どうやら趣味と実益を兼ねているもようで…。

こんなユニークな小矢野さん、一般向けの公開講座では「おもしろ日本語学」をテーマに講義を行い、人気を博しています。
興味のあるかたは、大阪大学21世紀懐徳堂のホームページから、情報を入手して下さい。
2013年03月14日(木)   No.3884

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