劇団態変・小泉ゆうすけさん

2017/03/10

taihen-1デイライトタッキー金曜日(パーソナリティー・井上なおこ)、今回は特別ゲストをスタジオにお迎えしました。
「劇団態変(たいへん)の小泉ゆうすけです」

「劇団態変」は1983年、障害者によるパフォーマンス集団として発足し、今日に至るまで国内外を問わず活動しています。
障害者に対しては
「かわいそう」「何もできない」「大変」
というように思われることがあるかもしれません。
そんな中、劇団態変がめざしてきたのは、

「障害を持つ身体だからこそ、できる表現がある」

障害のある身体、その「面白さ」を追求する。
一般的な価値観が180度転換する、目からうろこが落ちる舞台。
出演者はもとより、作・演出まですべて障害者が主体となった、世界でも他に類を見ない集団だといいます。
小泉さん自身、先天性両上肢欠損という障害で、両腕がありません。
taihen-2番組には、20年前に小泉さんのパフォーマンスを観たというかたからのメッセージも寄せられました。
「たった6メートルの舞台を横切るのに、5分はかかっていました。
その間、まったくの無音。
こちらの身じろぎひとつすらためらわれる、それは張りつめたひとときでした。
こんなにゆっくり動く人を見たことがありません」
姿勢を保つ体の力、途切れない集中力。
凄いパフォーマーに出会った…
こんなメッセージに、小泉さんも
「あの舞台を観ていてくれたんですね!」
と感激していました。
当時は、意識して体をゆっくり動かすことなどに挑戦していた、と小泉さん。
今はそれが変わってきているといいます。
「頭で考えて動くのではなく、からだが動きたいように動くこと。
からだが声を発するように、その声を聞いてやるように」
試行錯誤を重ねながら、だんだんそれができるようになってきた。
…いろいろな道の達人の言葉に通じるものがある、そんな小泉さんの「いま」。
3月に行われる公演で、それを見ることができます。


劇団態変第64回公演
「ニライカナイ 命の分水嶺」
3月24日(金曜日)19:30
3月25日(土曜日)13:00/18:30
3月26日(日曜日)13:00
場所:HEP HALL(大阪市北区)
前売:一般3500円、障碍者・介助者・70歳以上3000円、22歳以下2000円
当日:4000円
※チケットプレゼントあります!(抽選・3月15日までに要申込)


ニライカナイとは、沖縄や奄美に伝わる極楽浄土のこと。
神が豊穣なものを持ってそこから来て、またそこへ帰っていくといいます。
この公演には、昨年相模原で起きた障害者虐殺事件への思いが強く込められている、と小泉さん。
そもそも、障害者の隔離・収容が無かったら、こんな事件は起きなかったのではないか。
犠牲者は名前すら公表されていない…
「生きる価値のない命はない」
そんな思いを、ニライカナイ思想に寄せて伝えたい。
小泉さんは力強くそう語りました。

劇団態変ホームページ
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