猫の日に思うこと…「月亭天使のエンゼル演芸場」

2017/03/18

女流落語家・月亭天使がお送りする「月亭天使のエンゼル演芸場」。
毎月第3土曜日午後1時30分から、落語についてのあんなことやこんなことまでおしゃべりしてしまう、魅惑の30分です。tenshi-22月22日(水曜日)、天満天神繁昌亭で行われた「猫の日落語会」。
猫好きの落語家たちによる、猫をテーマにした落語会ということで、大盛況となりました。
やって来たお客さんたちは、会場で猫のかぶりものをした人を見つけて大喜び。
並みいる落語家たちには目もくれず、猫かぶりに駆け寄って、一緒にスマホでハイチーズカシャッ!
その人気ぶりを眺めながら、フクザツな心境の月亭天使。
あんたら、それ中身ふつうの人やで・・・。

先日、月亭天使は飼い猫を亡くしました。
キナコという名前の三毛猫、享年17。
悲しみのうちに、キナコは荼毘に付されました。
ペット専門の火葬場、オルゴールの静かなメロディが流れる中、
「かわいがってくれたあなたに、猫ちゃんから感謝の言葉です」
なぬ?
ははあ、これはこの音楽が鳴ってるのに合わせて、勝手に想像しろということなのだな。
と思っていたら、いきなり
「わたしだよ!」
電子音みたいな声で呼びかけられて、びっくり。
ていうか、なんで標準語?
大阪の猫は大阪弁とちゃうんかい・・・。
「いつもかわいがってくれて、ありがとう!
わたしがいちばんすきだったのは、だっこされることだったよ!」
いや、うちの猫いつも抱っこ嫌がってたんだけど・・・。
お前、誰やねん!?

皆さん、こんにちは。tenshi-1
月亭天使です。私はただ今、東京におります。
有難いことに、主催落語会、1日目は満員御礼。
2日目もたくさんのお客様にご来場頂きました。
有難いですね。(写真は、2月の末廣亭出演の時のものです)
しかし、東京は電車の乗り替えがややこしいです。
まあ、普段も、普通しか止まらない自分んちの最寄駅で、急行に乗ってしまい、見送る事多数のすっとこどっこいですが…
東京で無事に乗り換えできるのは、スマフォのおかげです。有難いですね。

放送でもお話しましたが、哀しいお別れがありました。生きとし生けるもの、別れがつきものではありますが。楽しい日々をありがとうございました。
まだまだ、エンゼルは地上界で頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

月亭天使

【放送時間変更のお知らせ】
4月から「月亭天使のエンゼル演芸場」は第4日曜日「タッキースペシャル」内での放送となります。
●放送時間:第4日曜日午後2時~2時30分/午後9時/翌日の月曜日午後2時(3回放送)

オフィシャルサイト「天使の落とし紙」