まちのラジオ第3週 どっこい三味線&ごった煮座…ゲスト・池田市旭丘の桜守り、周野文博さん

2017/04/20

gottani-1周野さん(中央)
箕面の元気な活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」(木曜午後3時、再放送は同日午後9時、翌日曜午後1時)。毎月第3週は、「どっこい三味線」と「ごった煮座」の二つのグループが協力して番組を制作しています。

今回は、どっこい三味線のみなさんはお休み。
その代わり、といっては何ですが、素敵なゲストをお招きしました。
「周野文博(しゅうの・ふみひろ)です」
箕面のお隣・池田市、市境の西側に広がる住宅地・旭丘。
二百数十本の桜の街路樹が縦横に織りなす花のトンネルは、花の盛りはそれは見事で、北摂の桜の名所の一つといって良いでしょう。
昭和16年の宅地造成時に植えられた、樹齢70年以上の古木から、十数年のもの、植えられてまだ数年の若木まで、住民の努力によって守られてきた桜並木。周野さんは元・園芸高校の先生で、専門知識を生かして桜の手入れを長年続けてきました。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
こんなことわざがありますが、「タイミングと処置さえしっかりしていれば、桜はどんどん切って手入れすべきだ」と周野さん。
下枝を切って通行の邪魔にならないようにし、不要な芽を取り除く「芽欠き」を小まめに行うことで、理想的な並木が形作られてきました。
「周野さんは、まさしく”池田の花咲かじいさん”ですね」
「まだ”じいさん”じゃないですよ、失礼な(笑)」
今年の桜は終わりましたが、来年はぜひ旭丘に足を伸ばして、周野さんの丹精した桜を見てみたいものですね。

asahigaoka池田市旭丘の桜並木(2017年4月10日撮影)