みのたんらじお・熊本復興支援物産展SP!

2017/04/22

minotan-1土曜日の午前11時~12時、メイプルホールロビーから公開生放送している「みのたんらじお」(箕面市提供)。
今回はスペシャル版、いつものメイプルホールを飛び出して、やって来たのはみのおキューズモール、新御堂筋をまたぐ屋根付きの橋「かやのさんぺい橋」。4月22日(土曜日)・23日(日曜日)の二日間、箕面ライオンズクラブ主催で行われる「熊本復興支援物産展」の会場から、公開生放送でお送りしました。
minotan-02まずは主催者、箕面ライオンズクラブ会長の古崎耕也(こさき・こうや)さんにご登場いただきました。
1年前の熊本地震発災後、箕面からもさまざまな支援の手が現地に寄せられました。箕面ライオンズクラブの会員の中には、現地で復興支援に参加したかたもいるそうです。
今回の物産展は、特産物を販売することで、お客さんに熊本への関心を高めてもらい、物心両面から熊本を元気づけようというもの。箕面ライオンズクラブが総力を挙げて取り組んだ、ビッグイベントです。
そしてもうお一方は、熊本からはるばるお越しいただきました。
上益城郡御船町、御船ライオンズクラブの幹事を務める阪本憲市(さかもと・けんいち)さんです。
手延べ麺製造の会社を立ち上げ、順調に売り上げを伸ばしていたところへ、大きな揺れが町を襲います。
阪本さんの自宅も工場も、大きな被害を受けました。
「当時の町は、ブルーに染まっていました。つまり、ブルーシートでそこらじゅう覆われていたんです」
瓦の落ちた屋根を覆うブルーシート。7~8割の家がそんな状態でした。
現在ではさすがに減っていますが、それでもまだブルーシートのままの所も。
年配のかたの世帯では、家を建て直してもこの先長く住むわけでもなく、途方に暮れているかたもいるそうです。
地震のあと、阪本さんは工場を復旧させ、営業を再開します。
忙しく全国を飛び回り、製品を販売しながら、熊本のPRに余念がない阪本さん。
「御船町は恐竜の里としても知られ、恐竜博物館もオープンしました。江戸時代から残る石橋も名物です」
近くには、橋の中央から水の噴き出す「通潤橋」などもあります。
ぜひ一度遊びに来てください、と語る阪本さんでした。
minotan-03minotan-04番組では、物産展の各ブースを回って、特産物の紹介も行いました。
御船ライオンズクラブのみなさんによるブース出展は、大人気のくまモングッズも!トートバッグやリュック、「七転八起」のくまモンおきあがりこぼしがずらりと並んでいました。minotan-05minotan-06冒頭でご出演いただいた、阪本さんの手延べ麺ブースも。一度乾燥させてからもう一度水を吸わせる独自の製法で、「美味しくなければお代はいただきません」の売り文句に、味への自信がうかがえます。
柚子やゴボウを練り込んだ、色とりどりの麺は目にも鮮やか。試食させてもらった繁田麻衣子、
「ああ、確かにゴボウの味がする!」と感動していました。minotan-07
minotan-08通路の反対側には「熊本応援ネットワーク」のブース。これは、箕面などで活動する複数のNPOが協力して結成したもので、おすすめは阿蘇の馬肉や赤牛を使用したカレーだそうです。
そのお隣、熊本酪農マザーズのブースでは、乳製品各種が並んでいます。
こちらのおすすめ「グリーンスムージー」を試飲する繁田麻衣子、おいしーい!
本当においしそうに食べたり飲んだりしますね…。
minotan-09かやのさんぺい橋の東50メートルほどの場所では、ステージイベントも開催されていました。
箕面市立第二・第四中学校の吹奏楽部の演奏が行われ、集まったお客さんは楽しそうに耳を傾けていました。ステージであいさつするため、通りがかった倉田哲郎箕面市長は、
「かやのさんぺい橋のデザインは、まさにこういう催しができるようにするためなんです。ようやく念願がかないました」と感慨深そうでした。minotan-10