「旅のペンクラブ」吉武英行さん@植田洋子とTea For Two

2017/05/03

ueda-1第1・3・5水曜日午後3時から、ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けしている「植田洋子とTea For Two」。(再放送:当日夜9時、翌日曜日午後5時)
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今回は「日本旅のペンクラブ」会員の吉武英行(よしたけ・ひでゆき)さんをお迎えしました。
「日本旅のペンクラブ」は、旅の文化の向上や自然環境保護、地域活性化のための活動を行う団体です。主な活動としては「旅の川柳大賞」、そして旅行文化の向上に寄与した個人・団体に送られる「旅ペン賞」があります。
今年の旅ペン賞は、京都の旅館の女将のグループ「京都みやこ女将の会」に送られることになりました。「旅の日」の5月16日には、賞の贈呈式や女将のみなさんによるシンポジウム、懇親会などが行われる「旅の日の会」が神戸のポートピアホテルで開催されます。神戸港でのランチクルーズや超豪華賞品の当たる大抽選会もあり、旅について一日楽しめる、そんな会となる予定です。
「旅のペンクラブ」には5年前入会したという吉武さんは、ホテルマンとして長年勤めてきました。
ueda-2「私は九州の出身なんですが、初めて東京に出てきたとき、泊まったホテルの従業員のキビキビした動きや話しぶりに魅了され、この業界に入りたい!と強く思うようになりました」
以後、ホテルマンとして、有名ホテルの支配人などを歴任してきた吉武さん。「いい宿あってのいい旅」をモットーに、お客の期待を裏切らないよう、いかにもてなすか、そのことにひたすら心を砕いてきました。
自らも旅が好きで、思いつくまま気の向くまま、吉武さんは気ままな旅によく出かけるといいます。行く先々でやっぱり気になるのは、その日の宿。接客はどうか、料理は…とついついホテルマンの目で見てしまうそうです。
中には、ちょっと呆れるような対応の所も。
「フロントにキーを返すとき、私は『お世話になりました』といつも言い添えています。あるホテルでそう言ったところ、フロントマンは椅子から立とうともせず、パソコンの画面を見たまま『はいはい』と生返事。さすがに腹が立って、苦情を言いましたね」
他にも、バスのお湯が出ないと伝えたら部屋を換えてくれることになりましたが、ツインの部屋しか空いておらず、差額を請求された…。
大切なのは、お客を満足させること。それができるホテルマンが減ってきているのでは?吉武さんはそう危惧します。その一方で、料理ひとつ取っても、盛り付けを見ただけで料理人の心意気がわかるといい、若い世代の頑張りを感じることもしばしばだそうです。
吉武さん、旅を楽しむ秘訣は何ですか?
「無いですね」
何も決めないまま、行く先々で出会った人に導かれて、見たこともない風景を眺める。
荷物もそんなに要りません、好奇心さえ持っていれば。
仕事でも趣味でも、旅を知り尽くしてきた吉武さんは、まさに「旅の達人」。今後は旅行作家をめざしたい…楽しそうに夢を語る吉武さん、その人生そのものが「旅」なのでしょうね。