釣千賀子さん@植田洋子とTea For Two

2016/09/07

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、スティールパン奏者・釣千賀子さんをお迎えしました。
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スティールパンは、カリブ海に浮かぶ島、トリニダード・トバゴで生まれた楽器で、ドラム缶を楽器に見立てて演奏したのがルーツ。
今日持ってきていただいたのは、テナーパン。
音域によって、チェロパン、ベースパン、シングルギターパンなどいろんな形のがあります。
中をのぞくと、亀の甲羅のような凹みがあって、木製の短いスティックで軽くたたくと、音が出ます。
音階の並び方が不規則なのが特徴です。

とても心地よい響きで、TVのCMやBGMでよく耳にする音色でした。
釣さんいわく、
『甘くて、ミステリアスで、青く澄んだ海のきらめきのような、散りばめられた星が落ちてくるような・・・
カリブのラテン系な陽気さと、踊りだしたくなるような躍動感にあふれた音色は、
心と身体をやさしく包み込みます』

確かに、α波がほとばしりでるような心地よさがあります。
釣さんも、自分で演奏していて、途中でうとうとと眠りそうになることがあるほど。
ドラム缶そのものの形の<ベースパン>は、 一個で音が3つだけなので9本のドラム缶で1セットとなるそうです。

クラシックピアノ→ジャズピアノ→スティールパン、と変遷してきた音楽人生。
「今、わたしは音楽をしていて、とても楽しい」とラテン系の陽気な千賀子さんでした。

もっとオリジナル曲を作ったり、ジャズやボサノバのスタンダードナンバーにも力を入れたいそうです。
将来は、車いすになっても演奏を続けて「素敵ね」と言われるおばあちゃんになりたいとお話くださいました。

■9/7(水)午後3時放送