ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、ピアニスト村越知子さん、ヴァイオリニスト村越伸子さんご姉妹をお迎えしました。
ミラノ在住でピアニストの姉、村越知子さんとヴァイオリニストの妹、村越伸子さん。
毎年この季節に、サワディプロジェクトというボランティアグループの支援のため、チャリティコンサートを開催しています。
このコンサートの収益金は、タイの子どもたちや、東日本大震災、熊本地震の被災者への支援に使われてきました。
そして第10回目を迎えるサワディチャリティーデュオコンサートは、今年で最終回となります。
ピアニストの知子さんは17才でセニガリア国際コンクール優勝を機に渡欧、パリエコール・ノルマル音楽院、イタリア・国立トリノ音楽院卒業。
青山音楽賞、バロックザール賞受賞ほか受賞歴は多く、現在はミラノを拠点に演奏活動や講師、スカラ座バレエアカデミーでも伴奏助手として勤務しています。
ヴァイオリニストの伸子さんは東京芸大卒後渡欧し、数多くの国際コンクールでタイトルを獲得。
ソロ、室内楽を中心に、ヨーロッパと日本を往復しながら演奏活動を続けています。
イタリア・ミラノでの暮らしも話題に上がりました。
イタリアはとてもとても暑いらしく、体温超えの42℃なんて日もあるんだとか。
またお料理のお話もお聞きしました。
伸子さんはイタリアでも和食を作っているそうですが、知子さんは高校生からイタリアに行ったので、イタリア料理を作っているそう。
ミラノでも日本食が増えてきたらしいですが、中でも人気なのは「Temakinho(手巻きーにょ?)」という絵になるお寿司だとか!
知子さんは9月24日(日)に京都・青山音楽記念館バロックザールでヴェセリン・パラシュケヴォフ&村越知子デュオリサイタルを行われます。
伸子さんは9月にイタリアのジェノヴァで和太鼓と弦楽カルテットのコンサートを行われるそうです。
知子さんは最後にサワディチャリティーデュオコンサートについて、「第10回目を迎えたこのコンサートを支えてくれた方々に感謝の気持ちが伝わるようないい演奏会にしたい。これからのことはまだ未定だけれど、2人でこういった演奏会を続けていきたい」と語りました。
伸子さんも「クラシックは敷居が高いと思われがちですが、敷居が低いのではなく、敷居を感じないような演奏会の形を模索していきたい」と話しました。
ピアニスト村越知子さん、ヴァイオリニスト村越伸子さんに選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。
■8/2(水)午後3時放送(再放送は8/2(水)午後9時、8/6(日)午後5時)