しあわせの道しるべ:第23回(8/6放送) 松下高士さん

2017/08/06

『幸運(しあわせ)の道しるべ』(30分番組)

毎月第1日曜 15:30〜
(再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)

誰にでもある人生のターニングポイント。
そのとき、何を感じ、どう選択していったのか。

フリーライター・コーディネーター なかむらのり子が、
公私で出会う素敵な方々を毎月ゲストにお迎えして、
その方の人生の転機についてお話を伺っていく対談番組です。

大きな波を起こすものではないけれど、
ラジオを聞く人の心に、小さな道標ができる。
そんな番組をめざしています。

今回のゲストは・・・
映像作家・ビーガンカフェ「サルンポヮク」オーナー 松下高士さん

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<松下高士さんプロフィール>
1974年 箕面生まれ。
大学卒業後、アルバイトをしながらバンド活動。
その後上京し、「三鷹の森ジブリ美術館」のオープニングスタッフに。
5年勤務の後、再び箕面へ戻り、カフェ運営に携わる。
カフェの空間プロデュースも自身で行なう傍ら、
箕面から東京の映像学校へ通い、映像作家としても制作活動を開始。
現在は、企業ビデオや音楽プロモーションビデオなどを制作している。

●監督作品「東京ナイズドスイミング」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=MCsOA5ckwJQ
●カフェ・サルンポヮクHP
http://www.geocities.jp/salunpowaku/

salunweb


箕面に生まれ育った松下さん。
大学卒業後、バンド活動をするために、
楽器の鳴らすことのできる田舎を転々と回り、
最終的に奈良県天川村で見つけた古民家で、仲間との共同生活をしていました。
2年ほど暮らしましたが、音楽の方向性も変わっていき、未熟な3人の生活は崩壊。
ドラム担当だった友人と2人上京し、音楽活動を続けることになりました。

このまま音楽活動を継続するか迷っていた中、
2001年に「三鷹の森ジブリ美術館」がオープニングスタッフを募集していることを知り、
直々に手紙を書いて、採用されることになったのです!
最初の3年間は、自然派カフェを担当、その後の2年間は、ミュージアムショップを運営。
ディスプレイなども担当しました。

2006年には、箕面に戻り、現在の「カフェ・サルンポヮク」を担うことになります。
このお店は、日本とは思えない異国情緒があふれる一角。
「ヨーロッパのどこかの街角にしたかったんです」と松下さん。
「三鷹の森ジブリ美術館」でディスプレイを担当していたときに、
どういう風に空間を構成するかなどをたくさん勉強してきたことが活きています。

店舗企画時に、写真集で見たギリシアのクレタ島に影響を受け、
実際にクレタ島へ!(なんという行動力!)
カフェは、そのクレタ島のオールドタウンの、街並みを再現しています。

“ものづくり”をしているときが一番楽しいという根っからのクリエイターは、
なんと、2014年から映像制作に取り組み始めます!

週2回上京しての映画学校通いは半年続きました。
卒業後には、すぐに箕面でショートフィルムを撮影し、
初の監督作品『東京ナイズドスイミング』が完成!
DVDの中には、特典映像「『カフェ・サルンポヮク』」の作り方」もドキュメンタリーとして収録されています。

現在は、写真家やミュージシャンのPVや企業映像などの制作も行っていますが、
「人間」をテーマにしたフィルム作品の構想を練っているそうです。
楽しみですね♪

【松下高士さんからの“道しるべ”メッセージ】

僕のようなタイプは、選択を迫られたときには、
自分の深いところにある気持を聞くしかなかった。
深く考えず、直感しかなかったですね。
それがあってたか間違っていたかは、未だにわからないし、
まだ定まってません。

松下さん、ありがとうございました♪

03

次回の『幸運(しあわせ)の道しるべ』は…
 9月3日(日)15:30〜
 (再放送:同日夜22:30〜、翌月曜15:30〜)
次回もお楽しみに!

<放送の聴き方>
■ラジオで聴く(FM81.6MHz)
■PCで聴く http://fm.minoh.net/(地球儀マークをクリック!)
■アプリで聴く
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(文責:なかむらのり子)