スマホ&携帯電話のカメラで結果を出す!@「カメラとお散歩」

2014/01/08

毎月第一水曜日11時からお送りする「カメラとお散歩」ではスタジオにカメラマン宮本陽さんをお迎えして、カメラの楽しみ方や撮影エピソード、ワンポイントアドバイスなどを聞かせていただきます。
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今月のテーマは「スマートフォン・携帯電話のカメラで結果を出す!」

スマートフォンや携帯電話での写真撮影も、ちょっとした工夫で できばえが変わりますヨ。

1.まずはブレ防止
 人物や物の動きを表現するためにわざとブレを狙うのはOKですが、意図しないブレは写真の完成度を低くします。
 撮影姿がちょっとやぼったく見えても基本に忠実に、本体を両手でしっかり持って撮影しましょう。
 また勢い良くシャッターボタンをタップせず、そっと触れるようにしましょう。iOS7(iPhone5s以降)は、触れ続けると「連写」になります。いっそ連写させて、あとから削除するのも良いでしょう。

2.構図の取り方 周囲とのバランスを考える
 四隅を広く取りすぎないようにしましょう。 真ん中にぽつんと主題がある写真は印象的ではありません。(写真:左側)
 思い切って主題を大きく撮ってみましょう。被写体の一部分がはみだしたとしてもOK。
(被写体の全体をくまなく写真に納めるのが目的の場合は除きます)
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3.色と明るさをもっと意識しましょう
蛍光灯の光には緑色の要素が入っています。サンプル写真左側のように全体に緑色がかってしまうことがあります。(白いお皿を見るとわかりやすい)。それを防ぐために、まずお皿に極端に寄って、カメラにお皿の白色を認識させてから、少しづつ引いて構図を決めると変な色にならないことが多いようです。
 また、食べ物の場合、青い色調だと美味しそうに見えない傾向があります。モニターでしっかり確認し、色を意識しましょう。
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 次に明るさですが、下のサンプル写真の左右を見比べてください。暗い印象の料理写真は絶対に美味しそうに見えません。明るさを意識することが大事です。
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宮本さんはスマートフォンのカメラをメモ帳のように使うそうですよ。
手書きのメモを撮影し、タイトルやタグをつけてクラウドサービスに保存しておけば、いつでもどこでもそのメモを呼び出して見ることができるとのこと。ちょっと意外なスマホカメラの使い方です。

ご参考になさってください。

**質問&作品 募集!!**
「カメラとお散歩」ではカメラや写真撮影に関する質問、ならびにあなたの作品を募集しています。
いただいた作品には宮本さんからの講評並びに、ワンポイントアドバイスがいただけます。
なおご質問の際には、お使いの機種やどのような状況でのことかなどなるべく具体的に教えてくださいね。
メールの件名は「カメラとお散歩」係:816@minoh.net
お待ちしています。