残念な天使のテーゼ!?…「月亭天使のエンゼル演芸場」

2017/09/24

女流落語家・月亭天使がお送りする「月亭天使のエンゼル演芸場」。
落語についてのあんなことやこんなことまでおしゃべりしてしまう、魅惑の30分です。
●放送時間:第4日曜日午後2時~2時30分/午後9時/翌日の月曜日午後2時(3回放送)
tenshi-1 毎年9月の初めに行われる「彦八まつり」。天王寺の生國魂神社に上方落語家が集結して、落語家の落語家による落語ファンのためのまつりを開催しています。あの落語家が屋台でたこ焼きを焼いていたり、この落語家がステージでバンド演奏をしていたり、高座で見かけるのとは一味すがったちがた、いや一味違った姿を見られるレアでワンダホーなイベント。
我らが月亭天使は、いつも女流落語家バンドのメンバーとして参加していますが、今回は特別にのど自慢にエントリー。持ち前の「天使の歌声」を披露するはずでした。
ところが当日は、肝心ののどの調子が最悪…カスカスの声しか出ないという状態に。芸名が「天使」なので、どう歌っても「天使の歌声」ではありますが、なんとも悔いの残るステージとなりました。ちなみに曲は「残酷な天使のテーゼ」でしたが、まわりからは「残念な天使のテーゼになってしまった」とこきおろされる始末。
番組では、その時のリベンジを!ということで、生歌を披露してもらいましたが、果たして「残念」だったのか、「残酷」だったのか…
tenshiみなさん、こんにちは。月亭天使です。
9月は敬老会シーズンですね。先日、友達の働く施設の敬老会に呼んでいただきました。
車いすの方が多かったのですが、とても笑っていただき、最後は、私は篠笛を吹き、利用者の皆様と「ふるさと」を大合唱いたしました。とても楽しかったです。
よく高座のない会場へ行かせてもらいますが、そういう場合は、長机を用意していただき、こちらから、毛氈を持っていって高座を作ります。数日前に打ち合わせで会場を拝見させていただき、机と座布団を先方さんに用意していただくことになっていたのですが、当日、行ってみると、毛氈の上に座布団が五枚重ねて置いてあります。いやいや、「笑点」(読売テレビの大喜利番組)で、おもろい答え言うたあと、みたいになってますがなー!バランスとりにくいし。と思い、「あのー、座布団は1枚でいいんですが…」と言うと、「あ、マイクがちょっと高かったんで、座布団を高めにしました」とのこと。いえいえ、マイクを下げてくれー!というわけで、無事にマイクを下げてもらい、座布団から転がることなく、終えることができました。
ほんま、いろんな高座でやらせていただけてありがたいです。
写真は、先日、尼さんでもある先輩の落語家露の団姫姉さんに呼んでいただいたお寺の特別製の高座。お説教をするみたいになってました。

みなさん、どんな場所でも、毛氈座布団は持参しますんで、よかったら呼んでくださいね。よろしくお願い致します。
月亭天使

オフィシャルサイト「天使の落とし紙」