毎週土曜日あさ11時から公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
今週はいつものメイプルホールロビーを飛び出して、多民族フェスティバルを開催中の小野原西にあります小野原公園特設ブースからの放送でした。
年々来場者が増え、お昼時には各国の家庭料理の味を求めてたくさんの人が並ぶ大人気のイベントになりました。まずは今年の多民族フェスティバルについて主催の箕面市国際交流協会から村田里鶴さんにお話を伺いました。今年のテーマは「こども」ということで、会場には例年以上に子供達の姿が。世界の伝統的な遊び(日本のお手玉やケンケンパーのような感じ)を楽しんだり、民族楽器の演奏に挑戦したり、イベントのお手伝いをして地域通貨マーブをゲットしたりと、多民族フェスティバルを楽しんでいました。また、外国人市民の皆さんも積極的に通訳や遊びのコーナーのボランティアに参加してくれています。普段なかなか地域で交流する機会がない人も多いので、遊びや料理、歌やダンスを通してそれぞれの文化や習慣を感じて欲しいですね。
続いては物販ブースに出店中の団体から「カルナーの会」の槢木逸子さんにお越しいただきました。カルナーの会はタイのストリートチルドレンを救済、支援する活動をしています。槢木さんご自身も何度もタイを訪れ、現地の人達と共に支援活動を続けていらっしゃいます。多民族フェスティバルではストリートチルドレンやシングルマザーが製作している小物類を販売して売り上げを自立支援につなげていくそうです。
続いては屋台ブースから「アウリ」のホン・ミラさんにお越しいただきました。ホンさんは結婚を機に韓国から箕面にやってこられました。アウリは韓国の家庭料理を作ったりおしゃべりをしながらみんなで楽しく過ごすグループです。韓国だけでなく韓国文化に興味のある日本や外国人市民もメンバーになって輪が広がっているそうです。今日は多民族フェスティバルでした食べられないとっておきのメニューを用意してるそうです。
続いては箕面こどもの森学園から5年生の三上絢禾さんと4年生の長岡こうへいさんが来てくれました。箕面こどもの森学園は児童自身が考えて学習や生活するフリースクール。三上さんと長岡さんたち学園メンバーでスーパーボールすくいのブースを出店しています。売り上げは高学年のみんなで行く修学旅行の旅費に使われるそうです。
たくさんの来場者で盛り上がった多民族フェスティバル2017。民族衣装を着てのダンスや歌、留学生の皆さんが着物姿を披露したり、大人も子供も日本人も外国人もみんなが楽しめるイベントでした。
2017年11月11日(土)あさ11時から放送「みのたんらじお」