「大阪大学社学連携」阪大生が本をつくる、ショセキカプロジェクト@まちのラジオ第二週

2014/01/09

箕面の活動グループが週替わりでお送りする「まちのラジオ」。毎月第二木曜は、大阪大学社学連携事業。大学と社会のつながりをテーマに放送しています。今回のゲストは、「ショセキカプロジェクト」から、プロジェクトメンバーの学際融合教育研究センター准教授・松行輝昌先生と、平野雄大さん・保道晴奈さん・大成晴華さんの学生メンバー、大阪大学出版会の川上展代さんをお招きしました。

「ショセキカプロジェクト」は、大阪大学の授業に単を発した、阪大生による出版プロジェクト。執筆するのは大阪大学の教員ですが、企画・執筆依頼・原稿あつめ・広報など、出版に関わる作業は、阪大生によるチーム「ショセキカプロジェクト」が担当。

本の出版を決定する「出版委員会」では、いちどは企画書がボツに。やはり、書店に並ぶものということで、しっかりとしたチェックが入ります。大学教授などで構成される執筆陣からあつめられた原稿は、学生がチェック。「先生が書いたものを直す作業はふつう経験できないこと。緊張したが、先生からも『学生が直した原稿の方が読みやすい』という声をいただき、嬉しかった」と学生メンバーも話していました。

本のタイトルは「ドーナツを穴だけ残して食べる方法~大阪大学ドーナツ論叢~」。「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」という命題に対して阪大の先生がたが、さまざまなアプローチから回答を試みています。数学、経済学、文学…中には、「なぜ人はこのような質問を抱くのだろうか」と、とんちにとんちで返すような回答も。

1月(左から、平野さん、保道さん、大成さん、川上さん、松行先生)

「ドーナツを穴だけ残して食べる方法~大阪大学ドーナツ論叢~」の出版日は、2月14日。バレンタインデーですが、「チョコも良いですが、ぜひこの本も買ってプレゼントしてください!」と平野さん。現在、全国の書店や、インターネットでも予約を受け付けています。
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