女流落語家・月亭天使がお送りする「月亭天使のエンゼル演芸場」。
落語についてのあんなことやこんなことまでおしゃべりしてしまう、魅惑の30分です。
●放送時間:第4日曜日午後2時~2時30分/午後9時/翌日の月曜日午後2時(3回放送)
「11月・12月は稼ぎ時でして」
開口一番、月亭天使かく語りき・・・てなことで連日の仕事に嬉しい悲鳴、でもずっと休みが取れなくて大変だそうです。各地の敬老会などからお声がかかり、行く先々で落語を披露する日々。そんな中、訪れた池田市の某所でのできごとです。
公民館などで落語会をする場合、会議室の机などに赤い布をかぶせて舞台を作り、ざぶとんを1枚用意すれば、あっという間に高座の出来上がり。観客の目の高さが、噺家のひざ辺りに来るのがちょうど良い高さだそうです。
事前にその旨を伝えて、当日いざ会場に着いてびっくり。
「ざぶとん、5枚重ね!?」
まさかのざぶとんタワー。さすがにこれじゃあ、バランス取りにくいでしょう?
某落語番組じゃないんだから・・・ということで1枚にしてもらい、本番は事なきを得ました。「しゃべっている最中に落ちなくて良かった」という月亭天使、「落語」だけにね。皆さん、こんにちは。
月亭天使です。先日、桂梅團治師匠に愛知県の落語会へ呼んで頂きました。現地二泊の泊まりの仕事。梅團治師匠のご子息でもあり、お弟子さんでもある小梅さんの運転で、一路、愛知県は豊田市へ。初日の落語会、そして打ち上げが無事に御開きとなり、取って頂いたホテルに宿泊、翌日は夕方からまた豊田市で落語会!だったのですが、梅團治師匠がおもむろに、「夜の落語会までに大井川鉄道へ行きます!」とおっしゃる。
おおい、が、わ、鉄道…?
実は、このお二人、撮り鉄(鉄道写真を撮る事を生きがいにしてはる方)やったのです。
さて、大井川鉄道とは、静岡県島田市の金谷駅~榛原郡川根本町の千頭駅を結ぶ路線だそうです。
おー!
今、私、静岡に居てるんや!
この日は、晴天に恵まれ、富士山も見え、最高の撮影日和でした。
撮影後、豊田市へ戻り、夜の落語会も終演。翌日も愛知県の香嵐渓という紅葉の名所で撮影して鮎の塩焼き食べて帰阪致しました。出発前に小梅さんが、「趣味半分、仕事半分の落語会です」言うてたんがわかりました。
あー、こんな仕事ばっかりやったらええなぁ。
月亭天使