「デイライトタッキー」第5水曜日放送の「発見!技あり日本」では
日本が世界に誇る技や特産品をご紹介しています。
11月30日が「本みりんの日」であることにちなんで、今回は
「本みりん」を発見!
愛知県碧南市にある株式会社九重味淋 品質部の 川﨑明子さんにお電話を結んで、
みりんの歴史や、「みりん風調味料」との違い、こだわりの製法や成分について
お話をお聞きしました。
1500年代、中国から伝えられたみりん。
江戸中期までは甘いお酒として、清酒の苦手な人や女性が飲んでいました。
江戸後期になり、江戸前寿しや鰻の蒲焼といった屋台が流行りだしました。
「甘み」は誰にとっても美味しく感じられるものですが、鎖国中の日本では砂糖はほぼ手に入りません。人気を競い合う屋台の主人たちが 甘いお酒みりんの存在に着目し、料理に使うようになったのでした。また、麹の技術が発達し、みりんにいっそうの甘みを引き出すことができるようになったことで、みりんは料理に旨みやコクを出す調味料として定着していったのでした。
本みりんの材料は「もち米、米麹、焼酎」で、アルコールを10パーセント以上
含んでいます。そのアルコール成分が食材に染み込む際に、他の調味料も染み込み
やすくなるのです。
創業245年の九重味淋さんでは、もち米、米麹、米焼酎(いずれも国内産)だけを
使用したもろみを搾ります。素材が良いので搾った後の「みりん粕」ですら
色や香りが素晴らしく、高級な漬物の床に利用されるそうですよ。
今後は調味料だけではなく「みりん粕ピー」などお菓子部門の商品展開も。
「食文化全般に貢献することで、結果的に皆様の健康に貢献できればと考えております」と、将来の展開を語って下さいました。
そんな九重味淋さんから、タッキーをお聞きの方に、素敵なプレゼントをいただきました!
本みりん「九重櫻」(2015年〜2017年 モンドセレクション3年連続金賞受賞)500ml
(税込939円)にを6名の方にプレゼント!
元旦にお使いいただける「屠蘇散」も付けていただきました。
ただし、タッキーまで取りに来てくださる方に限ります。
ご希望のかたは 住所、氏名、電話番号を忘れずに「九重味淋」係まで。
番組へのご感想も添えてくださいね。
電話:072−728−3210
FAX:072−728−3733
メールアドレスは816@minoh.net
締め切りは9月5日(火)、ご当選者にはタッキーからご連絡します。
楽しみにお待ちください。
(文責:千波留)