ケーキショップ「ブルーコーナー」シェフ 横山浩さん@植田洋子とTea For Two

2018/01/17

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、ケーキショップ「ブルーコーナー」シェフ 横山浩さんをお迎えしました。
奥さまの昌子さんもスタジオで見守って下さいましたよ♪

DSCF6976-2

吹田市山田東4丁目でケーキショップ「ブルーコーナー」のシェフである横山浩さん。
「パティシエ」ではなく「シェフ」と名乗るところには横山さんのあるこだわりが。
横山さんがケーキショップを始めたそもそものきっかけは「料理」でした。
「料理」と「お菓子」を区別するのではなく、「料理」の一つを「お菓子」と捉えているため、「シェフ」を名乗っているのだとか。

お店の外観はとてもシンプルで、打ちっぱなしのコンクリート風の壁にブルーが良く映えます。
私達がケーキショップと聞いてイメージするものとは一味違った外観をしています。
お店の名前はボクシングで「挑戦者」を意味する「ブルーコーナー」。
店内には寄せ書き入りのブルーのグローブが・・・・・・。
ケーキとボクシングの関わりとは一体……?
その謎の答えは、横山さんの珍しい経歴にありました。

――というのも、横山さんは18歳から25歳まで、プロのキックボクサーだったのです。
最初は運動不足解消のため始めたそうですが、アマチュアの大会で3位を獲ったことをきっかけにプロの道へ。
その後、国内外で大活躍しました。

しかし25歳でボクサーを辞めて、ケーキの道へと進んだ横山さん。
元々ご両親とは、この年になったらちゃんと働きますと約束していたんだそう。
昔から飲食店のバイトを続けており、料理が好きだった横山さんは数年後リーガロイヤルホテルへ。

リーガロイヤルホテルでは12年間活躍し、商品開発などにも携わりました。
老舗のため、レシピ一つを変えるのも時間がかかり、大変だったそうですが、少しずつ改革を行っていきました。
今でもリーガロイヤルホテルでは横山さんのレシピが使われているんだそう!

その後、横山さんは41歳でついに独立し、ケーキショップブルーコーナーをオープン。
いつかはお店をすると宣言していたため、周りの反応は「ついに来たか……」だったとか。
店内に置いてあるあの寄せ書きの入ったグローブは、当時のシェフ仲間達からの贈り物なんだそう。

お店で一番のおすすめは?と聞いてみると「全部おすすめですが……ミルフィーユ」と。
ミルフィーユは一番気を使っているお菓子で、お店をオープンしてから日々進化させていっているそうです。
横山さんは凝ったケーキよりもシンプルなものが好きなのだとか。
「構えないけれど、忘れられない味」、ブルーコーナーのケーキはそんな味です。

DSCF6978-2

好きなことで生計を立てられるということはとても恵まれていて、かつ自慢出来ることだという横山さん。
当たり前に作り、当たり前に出すということを、質の高い状態でやっていきたいと語りました。
夢は繁盛店と言われるより、名店と言われる店になることだそうです。
「ずっと挑戦し続けよう!」という想いから付けたという「ブルーコーナー」という店名のとおり、これからも横山さんは挑戦を続けていきます。
横山さんは最後に奥様へ「いつもありがとう」と照れながら感謝の言葉を贈っていました。

20180117_155830-2

ケーキショップ「ブルーコーナー」シェフ 横山浩さんに選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。 

■1/17(水)午後3時放送(再放送は1/17(水)午後9時、1/21(日)午後5時)