ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、木工作家 木村祐一さんをお迎えしました。

森と木とオルゴールを愛し、世界に一つだけの創作オルゴール作りをライフワークとしている木村さん。
今回は大切なオルゴールの中から選りすぐりのものを連れてきてもらいました。
昨年10月、京都府・桂にある和菓子の老舗「中村軒」の2階で木村さんの「手造りオルゴールを鑑賞する会」が行われました。
目の前でオルゴールを鑑賞できるだけでなく、音色を聴いたり木村さんのお話も聴けるアットホームな催しでした。
その会に参加した植田洋子が「いつか木村さんとじっくりお話したい……」とひそかに祈った願いが今回叶いました。
京都府立大学 農学部林学科を卒業後、京都府庁に林業技師として採用され、定年まで勤めていた木村さん。
林学科を選んだのは、何となく「森林が性に合っているかも?」と思ったことが理由だそうです。
京都は三方を山に囲まれた場所なので、いつも自然が近くにあり潜在的に緑に憧れや親近感があったのかもしれません。

こちらは連れてきてもらったオルゴールのひとつ。
お母様の形見で、木村さんのオルゴールの出発点でもあります。
幼い頃、おもちゃ代わりに一人こっそりと聴いていたんだとか。

曲はスコットランド民謡のアニーローリーでした。
いつもよりもゆっくりと時間が流れていくような音色にうっとり。
オルゴールは箱次第で音が変わるそう。
鳴らしてみて初めてどんな音が出るのかが分かるのです。
その鳴らすまでのワクワクが、ひそかな楽しみだったりするのだとか。
京都府庁退職まで、京都府立林業大学校副校長をしていた木村さん。
若い人で林業をする人はとても少ないです。
少しでも若者に興味を持ってもらうには、林業に就く人をバックアップする必要があります。
また働く場所の改善などもしていかなければならないでしょう。

ふたつめのオルゴールがこちら。
シューベルトの鱒が流れます。
弁が72もあり、まるでオルゴールのオーケストラのような重厚な音色でした。
今まで100以上のオルゴールを制作した木村さん。
木の種類も様々で、百貨店の食器売り場でオリーブのまな板を買ってきて作ることもあるそうですよ。
生まれてくる赤ちゃんへのプレゼントとして、木を選び、曲を選び、世界に一つだけのオリジナルオルゴールを作ることもあるんだとか。
秋ごろには、京丹波町にある「絵本ちゃん」というお店でオルゴールを展示するそうです。
絵本を読みながらオルゴールを聴きましょうというコンセプトだとか。
木工作家 木村祐一さんに選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。
■2/21(水)午後3時放送(再放送は2/21(水)午後9時、2/25(日)午後5時)

