SPみのたん 箕面市茶華道文化連盟いけばな展会場から

2018/04/21

毎週土曜日あさ11時から公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
今週はいつものメイプルホールロビーを飛び出しまして箕面市茶華道文化連盟いけばな展が開催中の箕面文化・交流センター地下1階の会場からお送りいたしました。
会場に来るとお花の清々しいいい香りがいっぱいに広がっています。そして出品されている皆さんの生けたお花の素晴らしさと華やかさに圧倒されました。また会場内にはお茶席も用意され、お点前を目の前で体験できました。
みのたんらじおといけばな展とのコラボ放送はすっかり春の風物詩になり、ここへ来ると「あ~今年も春が来たな~」と感じます。
放送が始まる前にはスタッフへお抹茶とお菓子をいただきました。こちらもスタッフにとって嬉しい春恒例のお楽しみです(笑)

20180421みのたん②

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さて今年のいけばな展について詳しいお話を箕面市茶華道文化連盟の前田一成会長に伺いました。今年は箕面市内の11流派のみなさんの作品、そして子どもたちが生けたお花のおよそ100点が展示されています。
今年は桜もあっという間に咲いて散ってしまったり、急な暑さにお花の開花のタイミングを合わせるのにみなさん大変ご苦労されたそうです。この2日間にお花の一番美しいピークを合わせて生けこむのは来場されたお客様に最高の状態でお花を楽しんでいただく気持ちも「おもてなしの心」なんですね。

20180421みのたん①

前田さんの作品は木の断面をスライスして花器に貼りつけて大胆な動きを楽しむ演出が面白く、お家に咲いていたお花も使っているそうです。
他のみなさんもじっくり考えたり、瞬間的にイメージしたものをカタチにして個性溢れる作品が並びます。来場者の皆さんからあちこちで「素敵~!!」と声が上がっていました。

20180421みのたん⑤

前田さんは「いけばなというと型苦しく身構えてしまって、敷居が高いものと敬遠してしまわれる方がいらっしゃいますが、そんなことはなくて気軽にお花を楽しんでいただくことが一番。11流派のそれぞれのスタイルの中からご自分の感性に合う作品を見つけてほしいですね。」とメッセージをいただきました。

20180421みのたん③

そして会場の中でもより個性が光るコーナー「子どもたちによるいけばな」について子どもいけばな教室でも指導している小原流の大杉有抄さんにお越しいただきました。大杉さんは月一回中央生涯学習センターで子どもたちの個性や感性を伸ばし興味をもって続けられるよう心がけながら指導されて9年目になるそうです。
今年のいけばな展にも筍がそのまま使われたりと本当に個性豊かな作品が並んでいます。「難しいことを考えず、コップに一輪お花を挿すだけでも生活が豊かに感じられるのでお家でやってみてお花を身近に感じてほしいですね」とメッセージをいただきました。

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2018年4月21日あさ11時放送「みのたんらじお」