毎月第一水曜日11時からお送りする「カメラとお散歩」ではスタジオに
写真家 宮本陽さんをお迎えして、カメラの楽しみ方や撮影エピソード、
ワンポイントアドバイスなどを聞かせていただきます。
大型連休まっただなか。いつも以上に撮影の機会が増えていることと思います。
ところで、戻ってからのお手入れはどうなさっていますか?
●カメラのお手入れって何?
「カメラを手入れする」という感覚をお持ちでない方が増えています。
掃除機や空気清浄機のフィルターを時々掃除するように、
道具は手入れをしなければ本来の性能を発揮しにくくなります。
カメラの場合は、汚れや埃がトラブル要因になるのです。
●レンズの前の部分の汚れ
レンズに直接に指で触れる人はいないと思いますが、誤って触れてしまい、
指紋が付いてしまった経験はありませんか?
触った直後には見えなくても、時間が経つと指紋が浮き上がってきます。
レンズはまずブロワーの風圧で大きなゴミを飛ばしてから触れるようにしましょう。
クリーニングには、専用のレンズクリーニング液とペーパーを使ってください。
また、目に見えるくらいの大きな埃がついている時に、
フッと息で飛ばすことはありませんか?
このとき唾液などが飛ぶことがあり、余計に汚してしまう結果になります。
ブロワーを使ってください。
●ボディの汚れ
一見汚れていないように見えても、ボタンやスイッチ類の周囲は、思いのほか汚れが蓄積されていることが多いです。
もちろん、外出から戻ったら毎回手入れが必要というレベルではないと思います。
年に一度程度でも良いので手入れするようにしてください。
・ファインダー部分(一眼レフ)
接眼部分のアイカップを取り除くと、ファインダーのガラス部分が見えます。
四方に汚れが溜まっているはずです。
・ 電源スイッチ周囲
スライド式のスイッチが多いかと思います。ここにも汚れが溜まっています。
・センサーとスクリーン
繊細な部分なので、わからない方は触れないほうが良いと思います。
メーカーのサービスセンターに持ち込んで有償で手入れしてもらうほうが
良いと思います。
・マウント部分
マウント(レンズとボディの接合部分)には意外と汚れが溜まります。
溜まったゴミを拭う場合、汚れがセンサー等の内部に落ちないよう
逆さま(下に)向けるなど、配慮をしてから拭いてください。
これらの部分(センサーとスクリーンを除く)は、
まずゴムのブロワーなどを使って風圧で大きなゴミを飛ばしてから、
柔らかいテッシュペーパーや専用のクリーニングクロスで拭きます。
指では小さい部分の奥まで届きませんので、爪楊枝にペーパーを巻きつけて
拭きます。爪楊枝は先端が尖っていますので、反対側を使うか、先を切り取るか、
押しつぶすなどして傷の原因にならないように配慮します。
綿棒を使っていらっしゃる方も多いはずです。
レンズの汚れや傷を防ぐにはフィルターをつけておけば良いという意見があります。
しかし、レンズの前に、無色透明とはいえフィルターをかけると画質に影響がある
という意見もあります。
どちらも間違っていませんが、宮本さんは無色透明のプロテクターフィルターを
「保護」の目的で常時付けているそうです。
フィルターによる画質への影響は決してゼロではないと思いますが、
神経質になるほどのものではないということと、
傷や汚れを防ぐ目的のほうがメリットは大きいと考えてのことだそう。
もちろんそれぞれのこだわりがおありだと思いますので、ご参考になればということで。
もっと詳しいお話が聞きたい方や、宮本さんの写真講座にご興味がある方は
宮本さんのウェブサイトをご参照ください。
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再放送 当日午後7時40分〜
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なおご質問の際には、お使いの機種やどのような状況でのことかなど
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(文責:千波留)


