修学旅行シーズン到来!小学6年生頃の性教育@デイライトタッキー「みのおママの学校~じょさんしカフェ」

2018/05/10

毎月第2木曜日11時放送「みのおママの学校~じょさんしカフェ」。
子育てママを総合的にサポートする、
日本でたったひとつのユニークな学校「みのおママの学校」が
ラジオを通して毎月子育てに関するさまざまな情報を発信しています。
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こんにちは!みのおママの学校の谷口です^^

今年に入ってからは子どもたちの年代別の「性教育」をテーマにお話しさせていただいています。
5月は小学校高学年、二次性徴期の頃のお話しです。
新緑のきれいな5月、これから修学旅行シーズンということで、こんなご質問をいただきました。

Q1・小学6年生、男の子のママです。息子がもうすぐ修学旅行に行きます。旅行中のお風呂、陰毛が生えている生えていないとか性器の形とか気にしているようです。どうしたらいいでしょうか?(ゆみさん)

A・小学5~6年生のときは一番体の変化とか、性のこととか意識し始めて気になる年頃かもしれません。
それぞれの成長も個人差大きいですし。
成長の変化の起こり始める部位や年齢も一人ひとり違うし、その完成形も一人ひとり違います。
思春期って自分自身に関心が向き、他の人からどう見られているかも気になる時期です。
この時期に不安な気持ちを息子さんがママにちゃんと打ち明けられるって素敵だと思います。
性に関することでも、何かあったときになんでも親に相談できたりそれについて話せる親子関係を保っていただきたいと思いました。
まずはその気持ちを受け止めて、寄り添ってあげてください。
その上で一人ひとり違うよってお話をして欲しいと思います。

Q2・小学6年生の娘がいます。修学旅行のときに生理と重ならないか、すごく心配しているようです。どんな風にアドバイスしたらいいでしょうか?ちなみに初めて生理になったのは5年生です。(ももちゃんママ)

A・ナプキンや生理用ショーツなどの準備も忘れずにしておきましょう。
お風呂など配慮してくれる学校もあります。例えば生理中の子だけ、入浴時間分けて入浴させてくれるなど。保健室の先生などにあらかじめ相談されるのもいいかと思います。
どうしても心配で仕方ない…ということならピルも検討してみてください。
ピルというと「避妊薬」というイメージも強く、小学生ということでピルに対する抵抗もあるかもしれませんが、月経がきているということはホルモン的には適応になると言うこと。
状況や医師によっても違うかと思いますが、小学生であっても処方してもらえることがあります。
初めて使うときに、吐き気や乳房痛などがある場合もあるので、どのタイミングでどのタイプの薬を飲むか、早めに受診し医師と相談されると良いと思います。

思春期の子どもたちと関わる大人にとって、子どもたちに今、どういうことが起こっていてどのようにサポートできるかのヒントになればうれしいです。

みのおママの学校~じょさんしカフェ
 毎月第2木曜11時放送(再放送:当日の夜19時45分頃)