書家・桂昭子さん@植田洋子とTea For Two

2018/08/01

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、書家・桂昭子さんをお迎えしました。

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植田洋子がふと新聞を読んでいた時に見つけたのは、今年で70回を迎えた毎日書道展受賞者の記事。
そこにはなんと最高賞である毎日賞を受賞した箕面市民の方が……!!
そう、その方が桂昭子さんだったんです。
何としてもお話を聞きたい!と新聞社に問い合わせたところ、こころよく出演をOKしてもらいました。
今回、受賞した文字を書いた大きな筆も連れてきてくれましたよ。
お話の途中、まるでわが子のようになでなでしているのがとても印象的でした。

昭子さんが出品したのは大字書という部門。
文字数が一字、二字で表される大字の作品のことを言います。
昭子さんが受賞した作品は「何」という一文字でした。
昨年末いろいろな壁にぶち当たっていた昭子さん。自分には「何」が出来るんだろう、と思っていたそうです。
そんな時に空海の書を勉強していて見つけた美しい「何」という書。
それを見て、これを題材にしよう!とひらめいたんだとか。

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現在受賞作品は色々なところを周って展示されているそうで、今回は写真を持ってきてもらいました。
大阪では8/15(水)~19(日)まで、マイドームおおさかで展示されるそうです。
開館時間は午前10時~午後6時までなので、みなさんぜひ足を運んで生で昭子さんの書をご覧ください。

文字を書くときは、筆を持って書く前に頭でイメージし、小さい紙にデッサンのようなものを書いたりするそう。
スタジオで実際に、書を書くときのシミュレーションをしてもらいましたが、まるで舞のようでした。

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スマートな昭子さんなので、和歌などをサラサラっと書かれるイメージがあります。
しかし実際はダイナミックにアスリート顔負けのフットワークで書を書かれていました。
筆をつりあげる腕の筋力なんかも大切なんです、と昭子さん。
今回の作品は、ああしたいこうしたい!と何度も書いたそうですが、結局最初の方に書いたものが自分のイメージに一番近かったのだとか。
そして「何」の答えも出たのだそう。少し迷いが吹っ切れたと昭子さんは語りました。

書に最初に興味を持ったのは、小さい頃から通っていた書道教室の先生が、大学の時に書道の展覧会に連れて行ってくれた時のこと。
昭和の三筆の一人である書家・手島右卿先生の作品を見て、絵に近い印象の書に感動し、私もやってみたい!と思ったのだそう。
結婚、出産、子育てなどでその世界からは遠のいていて、いつか出来ればなぁ……くらいに思っていたそうですが、先輩や仲間たちの声かけで再開し今に至るのだとか。
昭子さんにとって「書」とは一言でいうと「生涯続けることになるかもしれないかけがえのない世界」だと教えてくれました。

そんな昭子さん、書道だけではなく「チームjoy!」というミュージカル風コーラスグループにも所属しているんです。
歌あり、ダンスあり、お芝居あり。チームjoy!風にアレンジされたミュージカルには誰もがクスリとしてしまうはずです。
書とは真逆の世界だけれど、どちらもリズムだったり、間の取り方だったりが大事なので、通じるものがあるかもと昭子さんは話しました。
9/16(日)には豊中市立文化芸術センター中ホールでコンサート「姫はしらゆき」が開催されます。
興味のある方はこちらにもぜひ足をお運びください。

書家・桂昭子さんに選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。 

■8/1(水)午後3時放送(再放送は8/1(水)午後9時、8/5(日)午後5時)