
9月8日の放送は、空手の小学生チャンピオン、岡部こころさん(姉)・神風さん(弟)にご登場いただきました。
小学5年生のこころさんは、「全日本リアルチャンピオンシップ」という大会で優勝しました。
これは、各大会のチャンピオンたちによる大会ということで、チャンピオンの中のチャンピオンということに。
しかも、二連覇!
前回の優勝者ということでマークされていましたが、「試合ごとに戦い方を変えた」という対応力で、ライバルたちを撃破しました。
弟の神風さんは小学2年生。全日本ジュニア大会で優勝の実績を誇ります。
ラジオ出演は「試合より緊張する!?」。
こころさんが空手を始めたのは、お父さんの勧めによるものでした。
まだ幼い頃、アメリカのサンタモニカで、こころさんは大道芸に夢中になって迷子に。40分後に無事保護されますが、その間のお父さんの心配は大変なものでした。
こんな経験から「トラブルに巻き込まれても自分を守れるように」と、こころさんが4歳のときに空手修行がスタート。「プリキュアみたいに強くなりたい」と、こころさんも乗り気だったそうです。
そんなお姉さんの影響で、神風さんも空手の道を歩み始めました。
電柱を後ろ回し蹴り!
体幹を鍛えるためのジャンプ練習で、踏み外して頭から流血!
なかなか生傷の絶えない修行生活ですが、朝5時半起きで鍛錬を欠かさぬ毎日ということでした。
弟の神風さんには、すごい得意技が。
「足でグーができます」
!?
なんと、足の指を握りこんで、拳のようにするという技。
この状態で、バレリーナのようにつま先歩きができるといいますから、これは相当なものです。
お父さんによると、沖縄空手に特有の手法で(足法?)、蹴りの破壊力を増すのに有効だといいます。
「こころは体が大きかったので、それを利用して相手を圧倒できました。一方、神風は普通の体格なので、何か技を身に付ける必要があったんです」
お風呂で繰り返し練習して、足でグーができるように。
この強力な武器を引っ下げて、全日本ジュニアの決勝では上段蹴り一閃!みごとに優勝を決めました。
今後が楽しみな空手きょうだい。
二人の将来について、お母さんは
「本人のやりたい気持ちを尊重します。空手は続けてもいいし、続けなくてもいい。まっすぐ育ってくれたら」
お父さんは
「海外に行くのもいいと思います。いずれにせよ、空手で培った精神力で、人の道から外れない生き方をしてほしいです」
二人の次の目標は?
こころさん「来年には世界大会に出場し、優勝したいです」
神風さん「リアルチャンピオンシップ優勝です!」
和気「じゃあ、僕を思いっきりどついてください」
二人「 ? ? ? 」
実はこの番組・エールマガジンには、パーソナリティ和気貴志をどつくと夢が叶うという、妙なジンクスがあるのです。以前の出演者には、空手の世界チャンピオンになった女子中学生や、将棋のプロ棋士になったかたも。
こころさん、神風さん、ぜひ和気大明神にあやかってください!
「いいんですか?いきますよ?セイッッ!」
「はぐうっっっ!!」
神風さんのグー足蹴りがわき腹にヒット!
「じゃあ、私は突きで・・・ハアアッッ!」
「ぐっほおおっっ!?」
内角えぐり込むようなこころさんのレバーブローが肝臓にめり込む!
「うぉ・・・これ、後から効いてくる・・・!」
苦悶の表情、和気貴志。
お二人さん、かなり手加減なしでどつきましたね?
ともかく、これで縁起は担げました。あとは精一杯、チャンピオンめざしてがんばって!
本当に世界チャンピオンになったら、また報告に来てくださいね。

