新たな家族すぎなちゃん@「聞かせて!ペット自慢」

2018/09/12

毎月 第2水曜日の「デイライトタッキー」内でお送りする「聞かせて!ペット自慢」では、ワンちゃん、ネコちゃんなどみなさんの家族の一員のご自慢話を聞かせていただきます。

今月は 箕面市在住の花澤裕美子さんをお迎えして、愛犬すぎなちゃんのお話を伺いました。
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すぎなちゃんはビーグル、4歳の女の子です。
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すぎなちゃんは、超怖がりさん。
もともと猟犬だったようなのですが、猟銃の音に驚いたのでしょうか、猟の途中で脱走し、
豊能郡能勢町にある動物の孤児院ハッピーハウスに保護され、約2年間施設で暮らしました。

一方花澤さんのお家では、長年家族として暮らしていた犬や猫が立て続けに天国に旅立って
しまいました。猫のサスケくん、元太くん、犬のねねちゃんはこのコーナーにも出演してくれました。
(2010年6月24日 サスケくん&ねねちゃん&元太くん@「聞かせて!ペット自慢」)
とくに みのおワンワンパトロールWESTの副隊長だった ねねちゃんは
何度もタッキーの番組に出てくれていて、亡くなった時には千波留もショックを受けました。
同時に、まるで人間だった ねねちゃんを失った花澤さんのことをとても心配していました。
しかし花澤さんは、ねねちゃんの介護をしっかりしたことと、ご夫妻そろって見送ることが
できたことで、寂しいながらも気持ちの整理をつけることができたのだそう。

そして、今年の5月に開催されたハッピーハウスの大見学会に参加。
かつて、ねねちゃんと出会ったのもハッピーハウスだったのです。
ハッピーハウスにいるのは犬猫合わせて約550匹。
種類にこだわらずご縁がある子を引き取るつもりで出かけましたが、
実際に会ってみると、直感で家族に迎えるのは すぎなちゃんだと感じたそう。
あとでわかったことですが、先代犬の ねねちゃんの誕生日は1月3日。
すぎなちゃんがハッピーハウスに保護されたのも1月3日。深いご縁があったのでしょう。

しかし怖がりの すぎなちゃんは、一度や二度会ったぐらいでは懐いてくれません。
そこで、花澤さんご夫妻は、三か月間、毎週すぎなちゃん面会し、距離を縮めて行きました。
会うたびに少しずつ、すぎなちゃんの目の表情が微妙に柔らかなものに変わっていくのがわかったそうです。
そしてこの8月から すぎなちゃんは花澤さんのお家でトライアル期間を過ごすことになりました。

まだまだ怖がりの すぎなちゃんの定位置は座卓の下。薄暗くて落ち着くのかもしれません。
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突然の物音なども怖がる すぎなちゃんのために、花澤さんの旦那様は缶ビールを開ける前に
「すぎな、プシュって言うで」と伝えてからプルトップを引っ張るそうですよ。
ご近所にも保護犬を家族に迎えたかたが多くいらっしゃり、すぎなちゃんを優しく見守ってくれています。

「正式にはまだトライアル中なのですが、すぎなを施設に返すなんて考えられません。
すぎなにとって私たちはお父ちゃんとお母ちゃん。一緒に幸せになろうね」
と花澤さん。

千波留も、1年半ほど前に、超がつくほどの怖がりな保護犬を家族に迎えました。
すぎなちゃんのことが他人とは思えません。
すぎなちゃんはもちろん、今後、一匹でも多くの保護犬が幸せになれますように。

「聞かせて!ペット自慢」毎月第二水曜日 午前11時~
             再放送 当日午後7時40分~

(文責:千波留)
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