ふらっとちゃっと 阪大にいたトイレの神様!?大阪大学トイレ研究会代表・厳西純哉さん

2018/12/09

flat_181209-1(前列中央)厳西さん
大阪大学で環境を学ぶ学生がお送りしているラジオ番組「ふらっとちゃっと」。
大学の先生や留学生をゲストに迎えたり、いま話題のテーマで討論したり、地域で行われている催しに参加して取材したり、毎月趣向を凝らしてお届けしています。

■発掘!Osaka University
大阪大学の先生や留学生をゲストに招いてお話を聞くこのコーナー。
今回のゲストは、大阪大学経済学部3回生のこのかた。

「厳西純哉です」

大阪大学トイレ研究会を立ち上げ、代表を務める厳西さん。
「面白い活動をしている」と評判になり、次第にメンバーが増えて現在12人。
大阪大学の学園祭「まちかね祭」では、人で賑わうロビーのど真ん中に洋式便器を据え付けて注目を集めました。
ちなみにその便器は厳西さんが自費で購入したといいますから相当なもの。
訪れた人に、便器に座ってもらい、実施したアンケートは
「前からふく派?後ろからふく派」
その結果、多数を占めたのは後ろ派で、前から派は少数でした。
また、後ろから派の中でも「完全に立ち上がって」「中腰」「腰を横にずらして」などいろいろなバリエーションがあることがわかり、勉強になったといいます。
また、同時開催の「トイレスタンプラリー」も好評で、景品が足りなくなるほどでした。

こうした活動の背景には、大学のトイレ環境を改善していきたいという思いがある、と厳西さん。
場所によっては使いづらいことも多く、改善の要望は高まっていますが、その声が届いていないのか、予算の問題なのか・・・。
なかなか改善されない現状に対して声を上げていくことで、みんなが満足できるトイレになっていってほしい。
研究会では「阪大トイレマップ」の作成に着手し、キャンパス内のトイレをさまざまな基準で評価しているところです。
厳西さんによると、同じ国立大学でも、東京大学はトイレが充実しているとか。
また、箕面近辺では池田市役所のトイレが一見の価値ありだそうです。

厳西さんがトイレにかけるその情熱はどこから?
「みなさんも、トイレってなんだか、ふわーっと好きでしょう?」
そう言われてみれば・・・。
研究会では、これまでの活動をまとめた冊子『Let’s BEnjoy』を作成し、まちかね祭で配布しました。
トイレをBe Enjoyする、厳西さんたち大阪大学トイレ研究会。
その活動から、今後目が離せなくなりそうです!

大阪大学トイレ研究会Twitter

flat_181209-2みんなで「あースッキリした・・・」