発信!じゅーだいスクランブル…2018年を振り返る

2018/12/29

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途方もない時間の中で ただただ未来に思いを寄せる
未完成だが美しい そんな十代が送る30分の番組・・・

地域に暮らす若い人たちの声をラジオで届けたい。
そんな思いから、タッキー816では「ハイスクールプログラム」を毎週放送しています。
ただし、出演は、特定の高校・特定のクラブのみ。
そこで、ラジオに出てみたい中・高・大学生たちが自由に集まって、語り合う番組を企画しました。
タイトルの「発信!じゅーだいスクランブル」は、
・戦闘機の緊急発進(重大スクランブル)
・中・高・大学生などが混ぜこぜ(十代スクランブル)
という二重の意味があります。
今を生きる十代の若者が、切実に思うこと、伝えたいことは何なのか。
番組づくりを通して、一緒に考えていければと思います。

第3回となる今回は、高校生3人、大学生2人に加えて、初めてとなる中学生が1人参加!
ようやく、名実ともに「じゅーだい」っぽくなってきました。
トークテーマは

2018年を振り返る

超ありがち・・・

●中2W
「中学の宿泊学習、大雨の影響で保津川下りはキャンセルに。さらに翌朝、宿舎の前ががけ崩れ。危うく孤立するところを間一髪帰ることができました」

●高2Y
「生徒会長になりました。学校説明会の大役も果たして、いい一年だったと思います」
その説明会では「我が校の文化祭はなぜ盛り上がるのか」を、参加者に考えてもらいながらタネ明かしして、より関心を持ってもらえるように工
夫したそうです。

●高1C
「今年は高校受験、私立と公立を経験しました。高校生にはなれましたが・・・」
入学後、いろいろあってお疲れモードに。
現在は生徒会役員もしていますが「立候補者がおらず、早く帰りたいから手を挙げた」とのこと。
次は生徒会長もやってみたいけど、性格がネガティブなのでできるかどうか・・・とクヨクヨしていました。

●高2H
「思う所あって、転校しました!」
これまでは劇団に所属していましたたが、新しい環境を求めて、歌やダンスのレッスンを受けるように。
また、今年から音響スタッフの仕事を始め、将来は舞台の制作に関わりたいとのことでした。

●大1F
「夏休みにアフリカのガーナに行ってきました」
6週間、医療インターンシップで、お産に立ち会った日々。
「助産師が将来の夢で、途上国で働きたいです」
ガーナの印象は「とてもいい国。将来住みたいです」。
日本では、いきなり行って「お産を見せてください」ってありえませんが、ガーナでは「全然OK!」
器具も揃っておらず医者もいない中、助産師や看護師が医療を提供している現状を目の当たりにしました。
そんな充実のガーナ行きでしたが、帰国後、急病で倒れて心臓の緊急手術を受けることに。
なんとか一命を取り止め、現在は実家で療養生活、大学は一年間休学するそうです。

●大2B
「いきなり教育実習で児童養護施設へ。4泊5日だったんですが、これまで一週間家を離れたことなかったためホームシックに」
子どもがずっと泣いていたりして、なぜ泣いているのかわからず苦労しました。
保育園での保育実習にも行きましたが、自転車で転んでひざをひどくすりむいてしまいます。
プールに入らないといけなかったり、子どもを抱っこしたときにひざに足が当たって痛かったり、こちらも苦労の連続。
「それでも、本の読み聞かせは通用する手ごたえを感じました」
自分の得意分野。より磨きをかけていきたい、とのことでした。

その他、やっぱりありがちですが、2019年の目標についても話してもらいました。
大学受験があったり、手術を受ける予定があったり、教育実習や海外旅行など、それぞれに課題ややりたいことがあります。
高1C「いいなあ夢があるって」
じゃあ来年の目標は「夢を探す」にしたら?

発信!じゅーだいスクランブル
【放送】
・第5土曜日の午後1時30分~2時(「サタデーワイドフィーバー」内)
・翌水曜日午後2時(再放送) ※年末年始特別編成のため、1月2日(水曜日)は午後1時から