日本が生んだ蓄光シートで実験!山田善春さんのラジオ科学教室vol.82@エール・マガジン

2019/01/26

0102 ガンバッテイルみなさんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15on air)、
2019年1月26日(土曜日)は、科学の山田善春(やまだ・よしはる)先生、82回目のご登場!
音声だけのラジオで、毎回果敢に科学の実験に挑戦。今回は…!?

光をためて暗闇で光る蓄光シート。
白色系のライトや太陽の光を明るい間にため込んで、暗くなると発光するテープです。
実はこれ、日本が発明したもの!
今回のラジオ科学実験は、このシートや自然界にある光る石での実験です。
昨年、自然災害が多く発生し、山田先生もより自然と向き合うようになったそうです。
災害時、重要になるのが「灯り」。
災害時、スマホの灯りは活用できるということが、懐中電灯と並んで学校の教科書にも掲載されているそうです。
北海道胆振東部地震では、北海道でブラックアウトが起こりましたが、人間、電気がないとやはりパニックになります。
日頃から、懐中電灯を備える、スマホの灯りを使えるようにするのは大切です。
そこで「灯り」の実験。
蓄光シートに灯りをあてると、暗闇でも光ります。もし、シートの一部に物を置いておくと、その部分だけ光りません。
これは、アルミン酸ストロンチウムという物質が光を吸収するからなんだそうです。
蓄光シートは6~8時間程度自発光能力をもっているので、災害時、使えますね。
ほかにも、蛍光鉱物のキットを持ってきてくださった先生。
光を当てると石が光ります。
このように、科学の知識やアイデアが、災害対策に生かせるのではないか。
蓄光シートは100均で購入できる優れモノ。
先生は日々真剣に科学をとおして災害対策を考えているのでした。
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次回のラジオ科学実験教室は、3月16日。お楽しみに!

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