女子硬式野球チーム履正社レクトヴィーナスの皆さん@みのたんらじお

2019/03/02

毎週土曜日あさ11時からメイプルホールロビーより公開生放送でお送りしている「みのたんらじお」(箕面市提供)
オススメの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。

3月に入りぐっと春めいた陽気となりました。メイプルホールロビーから感じる日差しも暖かです。
さて箕面でイキイキと活動するみなさんをお迎えしてお話を伺うコーナー「みのおコレ一番!」には女子硬式野球チーム「履正社レクトヴィーナス」からキャプテンでショートの吉井温愛さん、副キャプテンでキャッチャーの緒方佑華さん、チームのムードメーカーでレフトの北山未来さんの3人に登場していただきました。ユニフォーム姿が凛としてカッコイイです!

20190302みのたん①

まずは履正社レクトヴィーナスは履正社スポーツ専門学校北大阪校の女子硬式野球チームです。現在部員16人で箕面森町にあるグランドにて週6日練習を重ね、その実力は2018年3月の大会で優勝、夏と秋の大会で3位と日本トップクラスです。そんなチームでプレーしたいと日本全国から野球女子たちが集まっています。

そしてご登場の3人はなんと昨年アメリカで開催された第8回WBSC女子野球ワールドカップに出場し、日本女子野球チーム「マドンナジャパン」の一員として大会6連覇に貢献された凄い選手なんです!
まずは日の丸を背負って世界の舞台でプレーした感想をお聞きすると、「世界大会に出て頂点に立てたのが嬉しかったし、トップチームの中でプレーできたのも嬉しくて誇らしかったです」「決勝戦は怖かったけど、まわりの支えに感謝して頑張れました」と話してくれました。
そんな世界を舞台に活躍された功績が称えられて先月平成30年度箕面市青少年健全育成功績功労者表彰式でもみじ顕彰を受賞されました。

20190302みのたん②

また3人は高校時代からU18の世界大会に出場するために全国から集まったメンバーに選ばれていたということで顔なじみだったそうです。
高校時代からお互いの存在を認め合う実力者同士だったんですね。
そして野球との出会いを伺ってみると、「小学生の頃アニメのメジャーを見て憧れて始めました!」「兄達の影響で男子に混じって野球の練習をしていました」「ソフトボールをやってたんですが、女子野球があると聞いて転向しました」と様々なエピソードが。
そこからずっと野球を続けてこられた女子野球の魅力を尋ねると、「女子野球は笑顔が多い!キャピッとしている感じ(笑)いいプレーが出るとハイタッチやハグで気持ちをストレートに表現しています。」「男子に負けないくらい迫力があって、ガッツあるプレー」「楽しくプレーしているところ」と教えてくれました。ただ「まだまだ女子野球の存在が認知されてないのでもっとアピールしていきたいです」とも話してくれました。

20190302みのたん③

最後にこれからの目標を聞いてみました。「もちろんクラブチーム選手権で優勝!」「春から後輩ができるのでしっかりチームをまとめて引っ張っていきたい」とまずはチームの目標を。そして吉井さんは「国際大会で海外に行くたびに英語の必要性と大切さを痛感したから、大学に編入して教員免許を取って英語教師になりたいです。」緒方さんは「国際大会に出て日本チームは練習環境や様々な面で恵まれていると思いました。学校で学んだことを生かして環境がそんなに良くない中で頑張っているアジアのチームのサポートをしたいです。」北山さんは「野球の方へ進むか医療や介護の道へ進むかまだ悩んでいますが、どちらの道でも人の役に立つ仕事がしたいです。」とそれぞれ話してくれました。

高校時代から世界の舞台で活躍し、広い視野で物事を見ることができる3人は本当に素敵です。これからもチームのため、夢のために頑張ってください!

2019年3月2日(土)あさ11時から放送「みのたんらじお」