ガンバッテイル皆さんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15 on air)!
3月2日の放送は、NPO法人北摂卓球カレッジ・共同代表の境直樹(さかい・なおき)さんにご登場いただきました。
一昔前の卓球のイメージといえば「温泉」「暗い」。
マイナースポーツという感じがありましたが、現在では日本選手の若手が大活躍、世界で大暴れして、注目が集まっています。
生涯スポーツとしても人気があり、80代や90代でも元気にラケットを持つ人が珍しくありません。
国内の競技人口は700万人と言われています。
境さんはもともとサッカーをしたかったそうですが、学校にサッカー部がなかったので、仕方なく(?)卓球を始めました。
「今では、良いスポーツに巡り合えたと思っています」
健康に良いのはもちろん、実は脳トレの効果もあるとか。
こう打ち込んで、相手がこう返してくるのを、狙いすまして叩く・・・!
素早く反応しながら、瞬時に作戦を組み立てて行く。
「例えるなら、100メートルを全力疾走しながらチェスをするようなものですね」
サァ!チョーレイッ!
・・・決まったときの雄叫びは、パフォーマンスではなく、心の底から自然に湧き出すものだといいます。
お世話になった卓球に、恩返しがしたい。
そんな思いから、境さんは卓球に打ち込むことのできる団体を立ち上げることにしました。
それが「NPO法人北摂卓球カレッジ」。
一般的に、人が卓球を始めるのは中学の部活が多いようです。
「それだと遅いんです」
世界を相手に戦う、そんな選手になるためには、3歳ぐらいから始めるのが良い。
そういえば「愛ちゃん」こと福原愛選手も、ラケットを握る幼い頃の姿がよくTVで紹介されていました。
最近では、中学生の張本智和選手が全日本チャンピオンになり、国際大会でも優勝しています。
中学生でもトップ選手になれる、それが卓球というスポーツなのです。
しかし、そのような指導を受けられる環境は、なかなかありません。
「北摂卓球カレッジ」は、そんな現状を打破するため、子どもから大人まで、多くの人が卓球に打ち込める環境を提供しています。
偶然、船場にいい物件があり、良い条件でスタートできた、と境さん。
こだわりは床材で、国際大会で使用されるのと同じものを敷きつめたといいます。
北摂に誕生した、超本格卓球拠点。
いずれこの場所から、世界へ羽ばたく選手が誕生するかもしれません。
来れ、若人!
明日へ向かって、決めろスマッシュ!!