亀の子束子西尾商店@「発見!技あり日本」

2019/05/29

「デイライトタッキー」第5水曜日放送の「発見!技あり日本」では
日本が世界に誇る技や特産品をご紹介しています。

今回は、亀の子束子西尾商店 広報部の石井淑子さんにお話を伺いました。

東京都北区滝野川にある亀の子束子西尾商店。
本社店舗兼事務所は大正12年に建てられた可愛らしい西洋風の建物です。
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亀の子束子西尾商店の創業は1907年(明治40年)。
最初から束子を作っていたわけではありません。
初代社長の西尾正左衛門さんが当時開発・販売していたのは靴拭きマット。
最初は好評だったのですが、濡れたり、何度も使用しているうちに、棕櫚の繊維が寝てしまい
本来の効果が薄れてしまうという不備が発生。倉庫が返品の山になってしまいました。
靴拭きマットは、棕櫚製の長い棒を並べた形状でした。
妻の西尾やす さんは返品されたマットからその長い棒を取り外し、折り曲げ、障子の桟を
洗うのに使いました。それを見た正左衛門さんは
「手に持って使うなら繊維が寝ることはない。洗浄具に使えるのではないか」
と閃いたのです。
(当時は藁をゆるく束ねたものを使ってお皿などを洗っていたそうです)

おそらく女性が使うことが多いだろうということで、奥さんの手を参考に、試行錯誤。
女性が握りやすい大きさと形(楕円形)になりました。
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できた商品の形が亀に似ていること、亀は縁起が良いし水に縁がある、ということで
商品名に「亀」をつけることが決定。それに親しみがわくように「子」を付けました。
たわしを強調するため、当時の漢学者に「束子」という当て字を考えてもらい、
「亀の子束子」が誕生したのでした。

亀の子束子西尾商店では、3種類の天然繊維からたわしを作っています。
かための素材…やしの実の繊維
少し柔らかめの素材…棕櫚の木の皮の繊維
柔らかい素材…サイザル麻(リュウゼツランの葉の繊維)繊維

やしの実から亀の子束子を作るには
中身を取り去ったあとのやしの実を水に浸け、微生物の力を借りて繊維を柔らかくし、
乾かしたあと、櫛でとかします。(写真①から③の順番です)
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素材を厳選するため、やしの実一つ分の繊維からできるのは亀の子束子一つ。
出荷前には1つにつき20項目以上の最終検査を行うそうです。

こうしてできた亀の子束子は家庭だけではなく、いろいろな場所で使われています。
その一つが東京の伝統産業 江戸切子。仕上げで細かい文様カットの奥まで洗うのに、
亀の子束子が役立っているのです。

2014年には、コラムニストの石黒智子さんと共同開発した、ベーグルのような形の
「白いたわし」が、2015年には銀イオン系抗菌剤を練り混んだ亀の子スポンジが
誕生しました。112歳を迎えた亀の子束子とともに台所に貢献しています。

今後もお客様を裏切らない品質を保ち、喜ばれる商品を開発したいとのことでした。

ご興味のある方は亀の子束子西尾商店の公式ホームページをご覧ください。
夏休みにはお子さんを対象にした「たわし作り体験」などもあるそうですヨ。

亀の子束子西尾商店 公式HP

【プレゼント】
亀の子束子西尾商店から、亀の子スポンジ(ホワイト・グレー・イエロー)セットで
5名様にプレゼント!!
190529_技ありプレゼント
亀の子スポンジの特徴は……
<高い抗菌効果>
銀イオン系抗菌剤が練りこまれていて、匂いもつきにくい。
<使いやすい厚み>
こだわりの27mm。厚くすると腰が強くなりすぎ、薄いと頼りない。
27mmは絶妙の握り心地。不織布を貼り付けておらず、柔らかく握りやすい。
<水切れ・泡切れ>
目が粗めなので、水切れと泡切れがよく、スポンジが清潔で長持ち。

亀の子スポンジご希望のかたは
住所、氏名、電話番号を忘れずに「技あり日本」係まで。
番組へのご感想も添えてくださいね。
ただし、タッキーまで取りに来てくださる方に限ります。

電話:072−728−3210
FAX:072−728−3733
メールアドレスは816@minoh.net
締め切りは6月4日(火)、ご当選者の発表は6月5日(水)のデイライトタッキーで。
たくさんのご応募お待ちしております。

(文責:千波留)