ガンバッテイル皆さんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15 on air)!
6月29日の放送は、女子プロサッカー選手の十川ゆき(とがわ・ゆき)さんにご登場いただきました。
小学1年生から、お兄さんの影響でサッカーを始めた十川さん。
「自分では楽しくやっていただけ」といいますが、次第に選抜メンバーとして選ばれるように。
小学生の頃は男子チーム、女子チームを掛け持ちしていたといいます。
さすがに男子は上手で体力もあり、そんな中で「自分より大きな相手に勝つための技術」を十川さんは身に付けていきました。
中学進学時には、サッカー選手の養成機関・JFAアカデミー福島へ。
200人中5人しか受からない選考試験に、見事合格。
「合格通知が届いたとき、喜びのあまりうちのペットの犬をソファーにぶん投げました」
どうか犬には優しくしてあげてください!?
それから静岡での、中学・高校6年間の寮生活が始まりました。
帰省は年2~3回のみで、サッカー漬けの毎日。途中で「長いな」と感じるときもあったそうです。
そんな十川さんにとっての転機は、スペイン人の監督との出会いでした。
来日して半年間、チームの指導に当たったその監督の教え方が面白く、「この国でやりたいな」と思うようになったそうです。
今年の2月~3月にかけて、スペインの女子サッカーのプロチーム「レアル・オビエド」のトライアウトに参加した十川さん。
「パスをつなぐスタイルのサッカーで、自分に合ってて気に入りました」
監督からも興味を持ってもらい、他のチームを試す道もありましたが「このチームがいい」ということで、プロ契約を結びました。
「本当にいいチームに巡り合えて、運が良かったです」
4月末から参入し、9月の開幕に向けて調整中とのことです。
「自分はフィジカルに恵まれてはいないが、技術でカバー。試合の流れを判断するのも得意」という十川さん。
今後の目標は?
「4年後のワールドカップで活躍することです」
女子サッカー日本代表チーム、なでしこジャパン。
そのメンバーに選ばれるということですが、行けそうですか?
「行けるんじゃないかと思ってます」
小柄でキュート、エクボの似合う18歳。
そんな十川選手がスペインリーグを引っ掻き回して大暴れ、そして日本代表のユニフォームを着てピッチに立つ・・・その日が楽しみです。
がんばれ!十川ゆき選手!