みのおTAMASAの皆さん@みのたんらじお

2019/07/06

毎週土曜日あさ11時よりメイプルホール ロビーより公開生放送でお送りしている「みのたんらじお 」(箕面市提供)おすすめの週末情報をご紹介したり、ゲストをお迎えして楽しいおしゃべりで過ごす1時間です。

20190706みのたん①

箕面でイキイキと活動するみなさんをお迎えしてお話を聞くコーナー「みのおコレ一番!」には新しく立ち上がったボランティアグループ「みのおTAMASA」から大阪大学3回生の近藤舞さん、4回生の富樫留衣さん、留学生のオウ・エイさん、そして助教の宮前良平さんにお越しいただきました。

「みのおTAMASA」とは「TA(多様な)MA(学びを)SA(サポート)したい」という思いが込められ、日本語が不十分な為に学校や職場、地域の皆さんとのコミュニケーションが難しい外国人市民の皆さんに、自分らしくイキイキと生活できるように居場所づくりやサポートすることを目指したボランティアグループで、大学生12名、社会人10名の22名のメンバーで活動をスタートしました。どうやったら日本語を楽しく学べるのか?日本語を教える時に大切なポイントを学ぶ講座を受けたりしながら目標に向かって動き出しています。

20190706みのたん④

みのおTAMASAに参加しようと思ったきっかけを伺っていくと「旅行が好きで外国の方とコミュニケーションを取るのが好き。」「様々な文化に触れ合っていたい。自分もスペインに留学した時に外国人の立場になって今の外国人市民の皆さんの気持ちがわかるので。」「イギリスに留学していた時に心細さを感じたり、友達ができない、日本的な「察する」文化がないので伝えたいことが伝えられかった経験があるので。」と近藤さん、富樫さん、宮前さん。そして中国からの留学生オウさんは「はじめは日本語が全然わからなくてたくさんんの人に助けてもらったので、自分も助けたい」と思って参加したそうです。実際にどんな場面で苦労したのか聞いてみると「市役所に届け出する際の仕方がわからなかった。買い物した時の説明書の味方がわからなかった」など普段私たちが当たり前すぎて気にも留なかった事に苦労していることがわかりました。

20190706みのたん③

これからやってみたい活動やTAMASAをこんな風にしていきたいとの思いを伺うと、「日本や外国のそれぞれの料理を教えあう料理教室(近藤さん)」「学校の持ち物など外国人にはわかりにくい単語を集めて紹介する単語帳づくり(富樫さん)」「安心して過ごせて相談もできる居場所づくり(オウさん)」「世間話ができる気軽な場所づくり(宮前さん)」と教えてくださいました。そして何よりお互いの文化を教えあう多文化共生の場であることが大事であるとも。

まだ立ち上げたばかりのグループですが、たくさんの方に参加してもらって、外国人市民のみなさんの声を反映させながら、地域から頼られるグループを目指して活動していきたいと最後にメッセージをいただきました。

2019年7月6日(土)あさ11時から放送「みのたんらじお」