あなたの声を「ロック・オン(録音)!」
“Lock On! Your Voice”
タッキーBOX金曜日、心ときめくお楽しみコーナー。
その名も「ロックオン!ユアボイス」
箕面のあちこちで出会った人の声を「ロックオン=録音」して、ラジオでみんなにご紹介!
でもいきなりマイクを向けたら、やっぱりちょっとしゃべりにくい?
そこで、毎月テーマを決めて、その質問に答えてもらい、
そこからいろいろ聞き出してくYO!
【7月のロックオンテーマ】
7月の1カ月間、いろいろな人に好きな曜日に投票をしてもらいます。
1着・2着・3着に、入るの果たしてどの曜日?
「ミャンマーの人って、曜日をすごく重視するらしいよ」
こんな情報を聞いたからには、ぜひ詳しくお話を聞きたい。
身近にミャンマーの人、もしくはミャンマーに詳しい人は?
それならやはり、大阪大学外国語学部!
ビルマ語専攻があるのは、日本ではここと東京外大、その二つしかないそうです。
そんな貴重な語科が箕面に!なんてラッキーなんでしょう!
7月23日(火曜日)。ビルマ語専攻の学生のかた、2人にお話聞きました。
「ビルマ語専攻5回生、西村梓です」
国名はミャンマーですが、多民族国家であり、その中のビルマ族の言葉がビルマ語です。
ミャンマー人にとって、曜日はとても大切なもの。
生まれた曜日によって名前が付けられたり、生まれた曜日ごとにお参りするパゴダ(仏塔)が違います。
だからミャンマー人たちは、みんな自分が生まれた曜日を知っています。
曜日が八つあるというのも、ミャンマーならではの特徴。
月曜日:虎
火曜日:ライオン
水曜日(午前):牙のある象
水曜日(午後):牙のない象
木曜日:ネズミ
金曜日:モグラ
土曜日:竜
日曜日:ガルーダ(神鳥)
なぜか水曜日だけ、午前と午後で分かれています。
守護動物も決まっていて、それぞれ性格が異なります。
土曜日生まれの私は「気が強い女性」ということらしい。
個人的にも、好きな曜日は土曜日です。生まれた曜日というのもあるし、一日丸ごとお休みで、次の日も何もないから。
ビルマ語専攻を選んだのは、英語以外の言語をやりたくて、行ける範囲で一番わけのわからない言葉だったから。語順は日本語と同じなので、文字さえ覚えればとっつきやすい。とはいえ、学ぶほどに難しくなってきますけど。
私はミャンマー最大の都市・ヤンゴンに、10ヵ月間留学してました。
そこで感じたミャンマー人の印象は、楽観的な性格で、良い意味でおせっかいな人が多い。
大学の授業では、先生が来なかったりすることも多々。
一番嬉しかったことは、誕生日に友だちがケーキで祝ってくれたこと。ビルマ語で私の名前がケーキに書いてありました。
「ビルマ語専攻5回生、桑本奈緒です」
私も生まれは土曜日ですが、好きな曜日は金曜日。
一週間の締めとして、おいしいビールが飲めるから!
私も同じ時期に、10ヵ月間留学していました。
インフラが不十分なため、停電したり水が出なかったりすることも。
隣に住んでるミャンマー人の女の子とお友達になり、お出かけに連れて行ってもらいました。
名所の滝を見に行こう、ということで、朝4時集合、マイクロバスを貸切で、なぜか私の知らない人たちもいっぱい招かれ、ほとんど知らない人ばかり。その人たちが車内で「これも食べなさい。あれも食べなさい」と大量のお菓子を勧めてくる。滝に着いたらみんなひたすら写真を1~2時間は撮りまくり、滝つぼで泳ぎ始める人も。帰りの車内も、みんなくたくたのはずなのに、大きな声で歌に興じて、そこにまた大量のお菓子・・・。
同じペースで付き合うのには、相当なエネルギーが必要だけど、その分親しさと温かさもいっぱい。
西村さんも桑本さんも、口を揃えて「またミャンマーに行きたい」。
ミャンマーでできた友人たちが、家族のように迎えてくれる。私たちにとって第二の実家、第二の故郷と言えるでしょう。
「トルコ語専攻4回生、濱田朱莉です」
今日はインタビューの見学で、同席させてもらいました。
実は私も土曜日生まれ(笑)。好きな曜日は木曜日です。
週の始まる月曜日は憂鬱、かといって金曜日だとだらけそう。
木曜日あたりがその中間の感覚で、ちょうど良い感じです。
私もトルコのイスタンブールに、10ヵ月留学しました。
そのお話は、いずれまた・・・。
■ロックオン!ユアボイス
放送日時:毎週金曜午後4時30分/翌月曜朝7時25分(番組「タッキーBOX」内)