ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、歌手・女優 仲代奈緒さんをお迎えしました。
仲代奈緒さんのコンピレーションアルバム「きみへのうた」をプロデュースした詩人のあいざわかずたかさんも遊びに来てくれました。
今日はハーブティーにレモンを加えていただきます。
俳優養成所・無名塾の主宰である俳優、仲代達矢さんと脚本家・演出家であった故・宮崎恭子さんの一人娘の仲代奈緒さん。
無名塾で俳優の役所広司さんにお守りをしてもらったりしながら育ったそうです。
0歳の時からお父さんの舞台を黙って見ていた奈緒さん。
引っ込み思案だったのに、8歳の時に無名塾公演「マクベス」のオーディションを見て、「自分もやりたい!」と言い出したんだとか。
そして見事「マクベス」で初舞台を踏んだそうです。
でもお父さんは自分が俳優で苦労していたから娘の奈緒さんには同じ道を進んでほしくなかったようで…。
その後「歌手になりたい!」と奈緒さんが言った時は「俳優になりたいと言わなくて良かった」ととても安心していたそう。
17歳で歌手デビューを果たした奈緒さん。
しかしお父さんが安心したのもつかの間、歌手も俳優と同じ芸能界。
奈緒さんはその後ミュージカルなどにも出演し始め、お父さんは「まさか君が役者になるとは思わなかった」と後悔していたんだとか。
人間関係を大事にしていた母・宮崎恭子さんの遺志を継ぎ、2011年に「ねねぷろじぇくと」を立ち上げた奈緒さん。
自ら脚本・演出などを行い、さまざまな公演を行ってきました。
「ねねぷろじぇくと」の公演は「歌と朗読」がキーワードになっています。
「絶対に退屈しない朗読劇を作りたい!」と思った奈緒さんは「歌」をプラスしてみてはどうだろうと思い至ります。
そして実践してみると、思った以上に良いものになったといいます。
お客さんにも「映画を観ているようだ」と感想をもらえるんだとか。
宮崎恭子さんが亡くなる前に7年かけて執筆した著書「大切な人」を朗読にした「歌と朗読で綴る「大切な人」~私の家族が見た時代~」は特に人気。
「うちでもやってほしい!」と声がかかり、全国で公演してきました。
8年のうちにキャスティングを変えたりしながら40回ほど行ったそうです。
昨年初めてキャストを奈緒さん一人でやってみたら今までで一番評判が良かったんだとか。
8/16(金)にメイプルホールで行われる第18回公演もこのソロバージョン。
メイプルホールでは初の試みとなります。
スタッフのみなさん本当に素晴らしく、このメンバー以外では出来ない公演だそうです。
公演のお申込みなど詳しくは仲代奈緒さんのWEBサイトをご覧ください。
歌手・女優 仲代奈緒さんの歌も織り交ぜてお届けしました。
■7/31(水)午後3時放送(再放送は7/31(水)午後9時、8/4(日)午後5時)