ジャズボーカリスト 吉田真理子さん@植田洋子とTea For Two

2019/08/21

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、ジャズボーカリスト 吉田真理子さんをお迎えしました。

DSCF4481-1

ジャズボーカリストとして活躍している吉田真理子さん。
Monthly国際交流コンサートにも二度出演してもらったので、タッキーのリスナーさん方にもお馴染みかと思います。
今回はいつものライブとは少し違って、お茶を飲みつつのんびりとお話をおうかがいしましたよ。

DSCF4483-2

吉田さんのルーツ、それはビートルズとの出会いにあります。
中学生の時に、ビートルズ好きの英語の先生が「曲を訳してみよう!」という素敵な授業をしてくれました。
そこで初めてビートルズの「LET IT BE」を聴いた吉田さんは、感動で心が震えたんだそう。
授業が終わった瞬間、職員室へ駆け込んだ吉田さん。
先生に全アルバムを貸してもらい、刷り込むように聴いたんだとか。
音楽と英語の融合というものを知って、大きく世界が広がったといいます。

ホルンを吹いたりバンド活動をしたりと音楽と関わりの深い生活をしていた吉田さんでしたが、自分で歌うという気持ちはなかったんだそう。
そんな吉田さんが歌い始めたきっかけはやはりジャズ。
少し落ち込んでいた時期に、今までBGMとして聴いていたジャズの歌詞にふと注目するようになった吉田さん。
「こんな曲だったんだ!」と新たな発見をし、ジャズへの向き合い方が変わっていったんだとか。
そして吉田さんはジャズピアノを習い始めます。
先生の奥さんがジャズボーカリストだったこともあり、自分もその道へ進むことにしたそうです。

ネイティブのような発音でジャズを歌唱される吉田さんですが、特別な英語の教育を受けたことはないといいます。
でも昔から英語を音楽のように聴いて、真似て遊ぶのが好きだったそうです。
さらに昨年、アメリカのスタンフォード大学の大人のジャズプログラムを受けたんだとか。
大学の授業はとてもエキサイティングだったと吉田さん。
プログラムの一番最後には、現地のミュージシャンとともにステージに立ち、成果を発表したそうです。
言葉が通じなくても音楽でコミュニケーションが取れるのはすごい!!
疲れるというより、むしろ元気になって帰ってきましたと吉田さんは笑います。
「今年も行きたかったけれど、保護猫のとらちゃんが家にやってきたので断念しました」と猫ちゃん溺愛ぶりも披露してくれました。

9月もライブのスケジュールがみっちり入っている吉田さん。
9月21日(土曜日)には、タッキーともご縁の深い津軽三味線奏者の岩田桃楠さんのお父さん、ベーシストの岩田晶さんとのライブがあります。
二人とも和歌山出身な上、同じビートルズ好きだったため意気投合したんだとか。
今回のライブもビートルズなどの曲をジャズで楽しめるそうです。
詳しくは吉田真理子さんのブログをチェックしてみてください!

ジャズボーカリスト 吉田真理子さんの歌唱した曲や選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。 

■8/21(水)午後3時放送(再放送は8/21(水)午後9時、8/25(日)午後5時)