上方文化評論家 福井栄一さん@植田洋子とTea For Two

2019/10/02

ステキなゲストをお迎えして、楽しいトークと素敵な音楽をお届けします。
お茶でも飲みながらステキな午後をお楽しみください。
今週は、上方文化評論家 福井栄一さんをお迎えしました。

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11/3「文化の日」に生まれ、世界初の上方文化評論家として活躍している福井さん。
今年は4月ぶり、二度目のご登場です!
十二支シリーズなど数々の本を執筆していて、現在著書はなんと29冊。
新しい本を出版されるたびに、ネタバレぎりぎりのお話を伺ってきましたが、今回はイベントのご紹介で来ていただきました!
今日はハーブティーではなくセイロンティーでひと休み。
福井さんは「お茶が出ます」と聞いてから、実は京都でいう「ぶぶ漬け」みたいな意味なんじゃ……と不安に思っていたと笑います。

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来る10/24(木)兵庫県神戸市の舞子公園で「旧木下家住宅 木下邸に舞う ~日本舞踊と琵琶のせかいにふれて~」と題した催しが開かれます。
数寄屋造りの近代和風住宅のお座敷で、琵琶の音楽に合わせて舞が披露されます。
そして福井さんはMCと演目の解説などを行います。
舞は伊勢神宮参集殿にて舞曲奉納も行った志賀山千英さん、琵琶は母に人間国宝 奥村旭翠さんを持つ奥村旭翠栄さんです。

今回の演目は「箙(えびら)の梅」。
箙とは弓を射る時に機動性を確保するため、矢を差しておくもの。
源平生田の森の合戦で梶原景季がこの箙に梅の枝を差して戦ったという逸話に由来する演目だそう。
戦いの中でも風流心を忘れない美男子で、敵味方問わず評価されたんだとか。

このイベントが行われる旧木下家住宅は、国の登録有形文化財です。
昭和16年に竣工され、現在も創建当時のテイストをほぼ完全に残している貴重な建物なんです。
さらにこの建物のすごいところは、今回のようなイベントや美術展、お花の会などが定期的に行われ、活用され続けているということ。
このように、建物が現在も「生きている」のが素晴らしいと福井さんは語ります。

舞子公園への入館料が100円必要ですが、このイベントの参加費はなんと無料。
椅子席が20名分あり、それ以上の方は座布団で鑑賞していただくそうです。
でも1時間ほどの演目なので、足も辛くなく観てもらえると思うと福井さん。
時間は午後1時30分から。JR舞子駅や山陽電鉄舞子公園駅から徒歩5分なのでアクセスも良いですよ。
詳しくは舞子公園福井栄一さんのオフィシャルサイトをご確認ください。

さらに10/30(水)には兵庫県阪神シニアカレッジで「誰もが気になる髪の話 ~黒髪の文藝史~」と題した講義を行うそうです。
髪の毛の話題は老若男女切っても切り離せません。
今回は髪の毛にまつわる不思議なお話を中心に進めていくんだとか。
髪が伸びる市松人形のお話、髪が長いお姫様のお話、身近な植物を使った育毛剤の話など、文系の人間から見た髪の毛のお話をしますと福井さん。
興味のある方はぜひ兵庫県阪神シニアカレッジのWEBサイトから「聴講生募集」のお知らせをご覧ください。

上方文化評論家 福井栄一さんに選曲いただいた音楽も織り交ぜてお届けしました。 

■10/2(水)午後3時放送(再放送は10/2(水)午後9時、10/6(日)午後5時)