ドローンでいざ銭湯態勢!?ドローンレーサー・岸本貴子さん、日本ドローンネットワーク協会代表・高田幸一郎さん@エール・マガジン

2019/11/23

72793649_2764111420312453_4843546297438830592_nガンバッテイル皆さんを応援する土曜日の「エール・マガジン」(14:15 on air)!
11月23日の放送、ゲストは・・・。

・ドローンレーサー 岸本貴子さん
・日本ドローンネットワーク協会 高田幸一郎さん

岸本さんは昨年の公開放送で一度出演して、実際にドローンを飛ばしての妙技を披露していただきました。
今回も、レース用ドローンを持ってのスタジオ入りとなった岸本さん。始めたきっかけは、知人がやっているドローンレースを見たことでした。
一方の高田さんは、空撮からこの道に入ったそうです。
「本業は建築なので、建物を上から撮るために始めました」
短期間で急激に広まった感のあるドローン。当初は禁止区域でもかまわずに飛ばすなど、みんな自分ルールで勝手に飛ばしていました。
そんな状況を憂い、飛ばす人が自ら規律ある運用を、と日本ドローンネットワーク協会が結成されました。
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同じドローンでも、空撮派とレース派では意識がちょっと違うそうです。
【空撮】なるべくルールを守る。機体を一度も落としてはいけない。事故につながる
【レース】スピード勝負、機体を落としてなんぼの世界

●レース用ドローン
機体重量・・・30グラムくらい
岸本さん「ほとんど自作ですね。モーター、フレーム、ペラ、カメラなどのパーツを組み合わせて作ります」
それまで、はんだ付けもやったことがなかった、やればできるものだ・・・と岸本さん。
前傾姿勢で飛ぶため、最初からカメラが斜めに取り付けられているのも特徴です。

●撮影用ドローンerumaga_191123-kuusatsu
機体重量・・・1.8キロ
スピードは時速70キロメートルほど。
GPS付きで、カメラは可動式。制御により、機体がぶれてもカメラがぶれないため、高品質の映像が得られます。
コントローラーにスマホやタブレットを付けて飛ばします。

かつて高田さんたちが中心となり、なんともユニークなレースが大阪で開催されました。
それは「銭湯ドローンレース」。
銭湯とドローン・・・ありえない組合せ!?
意外すぎるレースに、思わずTV局も中継にかけつけたといいます。
岸本さんも「関西ではあまりレースがないので・・・」と迷わず参加しました。
その内容は、文字通り銭湯の中でレースを行うというものです。
アヒルがプカプカ浮かぶ浴槽の上を飛び、手すりをくぐったり、男湯と女湯の壁を越えたり。
和気貴志「男の願望やないですか!」
高田さん「ですよねー」
岸本さん「ええっ!そんなこと考えてたんですか!?」
ちなみに、入浴者はゼロ。
高田さん「僕の力不足でした・・・」
岸本さん「ちょっと、本当に何考えてるんですか!?」
邪念まみれだったかどうかはともかく、複雑な空間でタイムを競うため、水没する機体も続出。
脱衣場ではポチャリしちゃった機体を乾かそうと、扇風機がフル稼働していたそうです。
かなり面白くて盛り上がった!という銭湯ドローンレース。
第2回は東京・荒川区の銭湯で行われます。
資金集めのクラウドファンディングは11月29日までに目標金額を達成する必要があるそうで「あとちょっとなのでご協力をお願いします!」と高田さん。
岸本さんも「まずは銭湯レースを成功させたいですね」erumaga_191123-HMD
岸本さんは本業がデザイナーなので、ポスターやオリジナルのタオルも手掛けています。
そして実際に、スタジオの中でもレース用ドローンを岸本さんに飛ばせてもらいました。
ブーンと自由自在に飛び回るドローン。
その姿を目にすると、やっぱりテンション上がります。
ヘッドマウントディスプレイの装着により、障害物の多いスタジオでもへっちゃら。
一通り飛び終えて、着地も成功!
岸本さん「スタジオで飛ぶの、楽しかったーーーーー!」erumaga_191123-2