タッキーたんけん隊「大阪のおばちゃんをサガセ!?」(2)体操「稲サークル」のみなさん

2019/11/28

tanken_B-01タッキーたんけん隊、今回のテーマは「大阪のおばちゃんをサガセ!?」。
なるべくおばちゃんがいそうな所(?)・・・ということでやって来た本日2カ所目のポイント、萱野小コミセン「くすの木の家」。
フローリングの大きな部屋では、妙齢(!)の女性たちが、静かなピアノのメロディの流れる中、ゆったりとストレッチのような動きをしていました。tanken_B-02tanken_B-03
さっそく、やぶた隊員・梅澤隊員も見よう見まねでチャレンジ。ですが・・・。
「あいて!いててて!実は私、身体が激固なんですー!」
柔軟性の対極。そんな言葉が思い浮かびます。大丈夫か。
tanken_B-05このグループは「体操稲サークル」のみなさん。ということで、まずは指導の廣岡素子さんにお話を伺いました。
「私たちがしているのは『三井島システム』というものです」
それは52年前、鹿児島大学の三井島智子教授が考案したもので、5群・54種類の動きからなります。立って行う動作、床に寝て行う動作、歩きながら行う動作など、あらゆる筋肉と関節を動かすように工夫されているため、この体操を続ければ「自ずと体調は良くなりますね」。
廣岡さんが三井島システムに出会ったのは、24年前。友人に誘われ、心斎橋の教室まで通い始めたそうで、地元の箕面でもやっているのを知ったのは後になってからのことでした。今はそれを引き継いで、指導者の立場で関わり続けているということです。
さすがにというべきか、廣岡さんの立ち姿。
姿勢、めちゃくちゃ美しい!
そのお姿が、語らずとも三井島システムの効果を証明しているかのようです。tanken_B-04tanken_B-06
参加しているみなさんの平均年齢は70歳近いといいますが、とてもそうは見えません。
最高齢のかたは83歳とのことですが、どう見ても70代、いや60代でも通るかも。
「始めてから3年とちょっと。もともと、靴下をはこうと片足立ちになったらよろけて、障子を突き破ってしまいまして」
体幹を鍛えるならここがいいと聞きつけ、やってみたら効果抜群!・・・で現在に至ります。
黙々と、体を動かすみなさん。運動量もけっこうありそうな感じです。
真剣に取り組んでおられるところ、なんか恐縮ですが本日の目的は「大阪のおばちゃん」を探すことでして・・・。
取りあえず、近くの人だけでも参加してください。「かばんにアメちゃんやせんべい、みかんが入っている人」
「ハーイ!」
うわっ結局みんな集まってきた!
「お姉さんと呼ばれたら絶対振り向く人」
「ハーイ!アハハハハ・・・・」
一問ごとに笑いに包まれ、和やかムードに。
一番多かった人は6つ該当で「大阪のおばちゃんマスター」認定です!
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■体操「稲サークル」
活動日時:木曜午前10時~11時/金曜午後6時10分~7時10分(いずれも萱野小コミセン「くすの木の家」)tanken_B-09